第15話 ページ17
サクヤ「へえ、いつの間にこんな人減ってたの。」
サクヤさんはふーんと言いながら周りを見渡した。
周りにはクラスメイトがたくさん倒れていた。
ロネ「楽しかった!!で、なんで勝負してたんだっけ?」
レン「お前……お前さぁ」
レンさんは呆れたようにため息をつく。
それを見てシグさんがロネさんにそっと教えた。
シグ「学級委員決めだよ。」
ロネ「あ、そっか」
ライア「というか、学級委員って何人が任命されるのでしょうか」
ライアさんはもっともな疑問を先生に質問した。
先生「学級委員は2人。委員長と副委員長だ。お前らはみんな同じくらいの実力ってことで残ってる訳だから、話し合いで決めてもいいぞ」
レン「へえ。じゃあ話し合いに、」
ロネ「バトルで決めようよ!」
サクヤ「そうだな、バトルで決めようぜ」
レン「はあ!?」
ここは意見が割れそうだ。
A「えっと……それなら、多数決にしませんか?多かった方の意見で決めるってことで」
シグ「それなら納得がいくね」ライア「ではそうしましょう」
そして全員の賛成を得て、多数決で決めることにした。
結果は4:2で話し合い。
ロネ「なんだ。まあ、いっか。魔力消耗しなくて済むしね!」
レン「話し合いならすぐ決まるからな」
サクヤ「……まあ、確かに。この中で委員長といったら一人しかいない。……そうだろ?」
そしてサクヤさんは、ある人を指さした。
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作者名:まかろ&凛音 | 作成日時:2015年3月7日 13時