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第5話 ページ7

早速私がこれから世話になる教室に入ってみると、これまた豪華で広かった。

 机は一列に繋がっていて、前に広い開いた空間がある。

 そしてチャイムがなったせいか生徒達が椅子に座ってきて、だいたいのところは埋まっていた。

 空いている席は、派手なグループの隣の少し目立たない場所にある席と、一番前の席で、不人気なガラガラの席しか残っていなかった。



 もう少しで先生が教室に来そうだから、さっさと席に座らないといけない。

 派手なグループの隣は少し……いや、かなり怖いから、一番前の席に座ろう。

 私はこの教室で馴染めることが出来るのかな?

 そんなこれからの不安を心に抱いていると。

ガラッ

 教室の扉が開いた。

 先生かな?
 そう思い、扉の方へ顔を向けると、さっきのぶつかった怖い男の子と、その子を叱っていた女の子がいた。

 …………もしかして、一緒のクラスですか?

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作者名:まかろ&凛音 | 作成日時:2015年3月7日 13時

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