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スーツに似合う鞄から、一つの箱を取り出した。
金の彫刻が綺麗な、品のある、
「誕生日プレゼント。好きな曲を入れていいって言ってたから、自分で曲を作ったんだ。
時間かかったけど、完成したから持って来た。
オルゴールの音って優しいね。」
オレらのことは一切見ないで、墓石に、家族に語りかける。
これのことだったんだ。
早く行こうと一本早いバスに乗って取りに行こうとしたプレゼント。
「ねぇ、領くん。」
涼子ちゃんが領に声をかけた。
けれどあいつは振り返らない。
「ねぇ！領！」
少し声を荒げた涼子ちゃんは、領の肩を掴んだ。
「今日、どうして帰ってきたの？
命日だって帰らずに頑張ってたのに。どうして今日は帰ってきたの？」
･･･流石。
やっぱり強いな「しおりさん」は。
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捺 - 全然大丈夫(´∀｀)領くん、すごいな(。≧∇≦。)続き頑張ってね(●^ｰ^●)ずっと応援してるよ(≧▼≦) (2013年11月24日 20時) (携帯から) (
レス) id: bd0d1649c2 (このIDを非表示/違反報告)
野分(プロフ) - 捺さん» コメありがとー(o^^o)返信遅れてゴメン(＞人＜;)ナゼか今届いたよ。20日って書いてあるのに（泣）不具合かなぁ･･･ (2013年11月23日 17時) (レス) id: 84fb5ee65b (このIDを非表示/違反報告)
捺 - 移行おめでとう(。≧∇≦。)えっと、まだ秘密があるのね(´∀｀)楽しみに読もう(m'□'m)続き頑張ってね(●^ｰ^●) (2013年11月20日 18時) (携帯から) (レス) id: bd0d1649c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野分 | 作成日時：2013年11月20日 17時
