俺の嫁は…。【雪橙】

俺の嫁は… ページ49

目「＿＿じ、康二！！」
向「へぁっ！？」
目「何、どうしたの今日体調悪い？」
向「だ、大丈夫…」


昨日Aちゃんと話した内容が頭から離れへん…。


阿「何かあった？」
ラ「久々の全員での仕事なのに今日ずっと上の空だよね」
佐「調子悪かったら言ってよ？」
舘「お昼もそんなに食べてなかったよね？」
渡「何？またAちゃん出てったの？」
岩「いや、前は別に出てってなかったでしょ」
深「康二本当、今日どうした？大丈夫？」
向「Aちゃんが…」
渡「え…もしかして今度はマジ？」


改まって向き合いながら話された…



向「妊娠したって…」
【え…えぇ！？】
阿「マジ！？」
目「ちょ、それはマジでおめでとう！」
渡「いや…やることやってたんだな」
岩「コラw」
ラ「いやその発言は最低だしセクハラって言われても仕方ないよ」
深「いや、翔太の言いたいことはわかるよ？康二とAちゃんとで…あんま想像できない」
舘「想像しなくていいから」
佐「つーか何でそんなめでたい事なのに上の空何だよ」
向「俺…昨日…」


昨日の夜に改まって向き合いながら話された…
＿＿

『康二くん…』
向「ん？」
『お話があります』
向「え、改まって何？どうしたん？」
『私と康二くんの赤ちゃんできました』
向「え？…え！？ほ、ホンマに！？」
『こんな嘘言わんよwそういや生理きてない思って産婦人科に行ったら「おるよ〜」って』
向「いや、軽っ」
『まぁまだ何があるかわからんし安定期までは皆に内緒ね？』


なんて嬉しそうに、でもちょっと不安そうにお腹を撫でて報告するAちゃん。
嬉しい。めっちゃ嬉しい。でも、まだまだぺったんこなAちゃんのお腹を見ると実感が湧かんかった。
＿＿

でも…


向「い…今更、皆に言うて今更実感湧いてきた……え、俺、親になるんや」
佐「今！？」
目「てか今の話聞く感じ俺らには内緒だったんじゃないの？」
向「あ。…え、どうしよう言ってもうた」
ラ「これはもう康二くんの家に皆で行って全員で有耶無耶にするしかないわ」
渡「そうだな、今日全員これだけだし」
深「ほら康二、Aちゃんに連絡して。今日皆家に連れて行く〜って」
岩「迷惑じゃない？」
舘「じゃぁ照だけ行かないって事で」
岩「何でだよw」
阿「事前に連絡入れるから大丈夫だって。軽いお祝いも買って行こっか」




『内緒って言ったのにw』
向「ごめんって！なんか普通に言っちゃったの！でもおかげでようやく実感した」
『え、今更w』

続編移行します。→←俺の嫁は世界一可愛い。

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