いざサマーキャンプへ！ ページ18
次の日、何とか起きて、貸してもらってた布団を綺麗に畳んで
服を着替えた。
ノースリーブを着ていって鶴房さん検問に引っかかるのはダメだ！と思ったから迷ったけれど昨日貸してもらった水色のシャツを上に羽織って地下駐車場へ向かった。
地下駐車場には真っ黒なハイエースが2台。
近づいていくとドアが開いてサラリと佐藤さんが降りてきた。
景「ナホちゃんおはよ！！今日もかわいいね！荷物貸し
て？」
そう言って軽く私の荷物を持ってくれて、車の後ろに入れてくれた。
景「僕の隣座って〜〜特等席！」
言われるがままに車内に乗り込むと中にはそれぞれの席で眠り込んでいるメンバーの皆さん。皆もう衣装らしきカラフルな服を着ている。
わ、そうだよね朝早いから皆さん寝てるよね、起こさないようにしなくちゃ、、、なんて思ってたら後ろの席の方から視線を感じてふと見たら木全さんとばっちり目があった。
木全「おはよ！わ、景瑚くんずるい。僕も前の方座ればよかった〜」
1人だけ目、ばっちり開いて元気そう。
景「翔也の隣は眠れないからね？」
佐藤さんが耳打ちで教えてくれる。近い！
もう、さらっとこんなことしないで！！！
そんなこんなで車に乗り込みしばらくうとうとしながら進む車に揺られた。
1時間ほど経った途中のサービスエリアでトイレ休憩から戻ったらなぜか車のメンバーが少し変わっている。
私の戻った車には佐藤さん、河野さん、川西さん、白岩さんがいた。
あれ、木全さんとかどこ行ったんだろ？なんて思ってたら車を間違えてもう一方の車にすでに乗り込んでいた。
窓から全力で手を振ってくれたからなんだか可愛いな、なんて思いながら小さく振り返しておいた。
このサービスエリアを出たら車内にはカメラが回り始めたので私は助手席に座ってメンバーの皆さんのやりとりを聞いていた。
純「海やで！？ほんま、夏って感じやん。」
景「純喜くん、スイカ割りガチってね」
瑠「小僧のスイカ割り」
拓「俺志村けんさん食いしたい！」
大体河野さんがいじられキャラでみんなから絡まれてる。
メンバー仲良いんだなあなんて思いながらたまにクスッと笑いながら聞いていた。
それから約1時間。
目的地の海にとうちゃく！！！
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作者名：スプラッシュ | 作成日時：2021年9月1日 13時
