事務者でばったり ページ12
賑やかなレッスン室を出て1人階段を上がる。
兄はまだ残って練習を見るらしい。
ああ、なんだか大変な一泊二日になりそう。
下を向きながら廊下を歩いていたら誰かにぶつかった。
ナホ「あ！すみません！」
「こちらこそすみません！廊下で立ってて…
あ！！！ナホさん！！ 」
顔上げるとそこには福岡の濃い口醤油イケメン理人くんがいた。
驚いた顔でわたしを見下ろす。
ナホ「理人くん！？久しぶり！」
よく見ると理人くんの後ろには綺麗な顔の男の人たちが沢山いる。
不思議そうにこちらを見ていた顔の小さいお兄さんが話しかけてくる。
匠「なになに！理人の知り合いさんですか！？」
理「姉の友人なんですよ。」
ナホ「は、はじめまして。」
匠「めっちゃ綺麗な人やな！！」
理「ナホさんなんでここにいるんですか？？？」
ナホ「実は今JO1の栄養管理をしていて…」
キム「え！JO1の栄養管理！？蓮くんの！？」
西「すげえ。俺めっちゃ食事直す自信あるわ。」
M J「え〜こんな綺麗な人がやってくれるなんてめっちゃいいじゃないですか！」
藤牧「俺の食生活多分やばいんだろうな…」
高塚「京介一緒にご飯食べようね！」
フェン「わーいいなー僕も料理教えてほしい。」
佐野「ふふっナホちゃんめっちゃナホトさんににとるな？？？」
後藤「きゅうりは浅漬け派？ぬか漬け派？」
たじ「ナホちゃんこんにちは。(ニコニコ)」
まだ誰が誰だか分からないけどとにかくみんなイケメンで優しい、、、！
一気に話しかけられてオドオドしていると理人くんが右手を上げた。
理「ちょっと一気に話しかけられて困ってるっぽいんで今日はここまでで！解散！」
「「は〜〜い」」
みんなが歩き出していくのを見ていたら理人くんが振り返って小さく手を振ってきた。
口パクでなにか言ってる。
「ま」
「た」
「ね」
最後にキメ顔して去っていった。
ちょっと会わないうちに大人っぽくなっていてびっくりした。
うーん！ラポネの事務所はイケメン神出鬼没で心臓に悪い！解散！
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作者名：スプラッシュ | 作成日時：2021年9月1日 13時
