俺の趣味はベッドの上での運動です！！ ページ17
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「なあなあ、エース、サボ〜」
この日は久しぶりに姉弟四人で集まって、サボの自宅で酒盛りをしていた。
「い、いいいきなりなに言ってんだ姉さん？！」
「は？ A、お前今なんつった？」
サボはAが今さっき口にした言葉を聞いてぶわっと顔を赤くした。
そしてそれをよく聞いてなかったらしく、怪訝そうな顔をして聞き返すエース。
Aは眠るルフィの頭を撫でながら、先程の発言を一字一句たがえずのたまう。
「だからぁ、俺の趣味はベッドの上での運動です！！ って言ったんだよ！」
「そっ、そっそれは、どういう意味なんだい姉さん？！！」
「どういう意味って...そりゃ、“そういう”イミ、だけど？」
「なっ...！！」
こてん、と首をかしげるA。
紅潮した頬と酒のせいでうるんだ瞳は、普段とのギャップで効果倍増、破壊力抜群だ。
案の定サボは撃沈した。
「A...お前酔ってんのか？」
「いやいやぁ、そんなことないって〜！！」
「そういうヤツほど酔ってるんだよ」
けらけら笑うAをエースは飽きれ半分に睨む。
すると、先程からうつむいてなにやらぶつぶつ呟いていたサボがAに顔を向ける。
「ね、姉さん。その、さっきの、冗談だよな？」
「え、冗談なんかじゃないよ？ 気持ちいいし、やった翌日は身体の調子よくなるんだよな」
「え、」
「あと最近毎日やってるお陰か、なんか股関節が前より柔らかくなったんだぜー」
「え、え、」
「ほらほら、やわらかいだろー」
「股を開くんじゃねェ！！ おまっ、慎みってもんはねェのか...！」
突如股割りを始めたAに、爆発寸前のサボ。これにはさすがのエースも赤面する。
エースが腕をつかんで止めればA「ちぇー」と残念そうに言って諦め、サボたちはほっとした。
が、油断したところに爆弾が落とされる。
「まあ、ローとやった日とか立てなくなっちまうのが難点だけど。あいつやり過ぎなんだよな」
頬を染めて恥ずかしそうに微笑むA。
それにより、サボの中のなにかがぶちんと切れた。
「トラファルガー...コロす...」
「...よし、おれも協力する」
サボとエースが不穏なことを言い出したところで、Aに膝枕してもらって寝ていたルフィが目を覚ました。
「A〜、なんの話してたんだ？」
「ん？ 柔軟体操のはなし」
「「え」」
「ははは！ 一体何を想像してたんだよお前ら〜？」
弟たちは、いつまで経っても姉にはかなわない。
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海猫丸(プロフ) - アベッチさん» うわぁすごく面白そうなネタ！！ぜひやらせていただきます(｀･∀･´)コメ＆応援ありがとうございました！ (2018年5月4日 0時) (
レス) id: 2e34dd72ed (このIDを非表示/違反報告)
アベッチ - 海猫丸さん» 更新頑張ってください&リクエストです!4兄弟で告白されて見たってのお願いいたします! (2018年5月3日 19時) (レス) id: 6605acb6b9 (このIDを非表示/違反報告)
海猫丸(プロフ) - アベッチさん» もしや...日替わりの方にもリク下さったアベッチさんでしょうか？！こんな辺境までお越しいただきありがとうございます！ ギャグはなかなか難しいのでこうして感想いただけると本当に安心します(*´∀｀*)更新、がんばります！ (2018年5月2日 0時) (レス) id: 2e34dd72ed (このIDを非表示/違反報告)
アベッチ - しーっずかなー♪ クレア ごっはんのー♪ エース 盛りのっ影っからー♪ クレア も1ついっかがと俺が湧くー♪ ルフィ 肉ー!肉ー!肉っ、肉っ、肉ーっ!で笑ったwwwとっても面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年5月1日 0時) (レス) id: 6605acb6b9 (このIDを非表示/違反報告)
海猫丸(プロフ) - ゆめさん» 性転換シリーズ、なかなかオチが思い付かなくて長く放置していたのですが、無事完成させられた上に感想まで頂けてとても嬉しいです！応援ありがとうございます！ (2017年4月7日 20時) (レス) id: 2e34dd72ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海猫丸 | 作成日時：2017年1月21日 17時
