ノリと律動ー参ー ページ23
A「いや!あ!万斉!殿!何をするの!」
万斉「A、いかがでござるか?拙者の弦に縛られ、自由を失うのは.....」
A「いやぁ!やめ.....」
万斉「Aが悪いでござるよ。毎夜毎夜、他の男のところヘ通い.....それにくらべれば城を抜け出すくらいかわいいものでござる。」
A「万斉殿.....それは.....」
三味線の弦で縛られ、私は抵抗ができない。以前、晋助殿にお酒で縛られたときとは少し違う不自由だった。
彼は私の自由がきかないのをいいことに、私のからだを好きなだけ撫でる。な じ る。
万斉「言い訳など聞きたくないでござる。毎夜毎夜の醜 行といい.....恥じらいを持つでござる。」
A「あ.....」
お城を抜けたことではなく.....
そのことが.....やはり万斉殿もそのことで苦しんでいたのですね.....
A「ああぁ!万.....斉.....殿.....!」
私のからだに突如、電撃のような衝撃が全身を駆け巡った。
しかし初めてのものではない。私のからだはこのての衝撃をいやというほど知っていた。
毎夜毎夜あてがわれるそれであった。
やがてその衝撃は私の大脳を酔わせる。
もう脳は機能しない。
彼は私の耳元で囁いた。
万斉「A、拙者はAを離さぬ.....よく御理解なされよ.....」
A「..........はい.....」
と言うしかない。
彼の表情はとても高揚していた。
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作者・牡丹
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牡丹(プロフ) - そぐむさん» ありがとうございます。とても嬉しいです。小説の方もご愛読ありがとうございます。これからも更新いたしますので何卒よろしくお願いいたします。 (2018年11月15日 17時) (レス) id: 008b18c312 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!合格おめでとうございます!! (2018年11月15日 14時) (レス) id: 3753eef71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牡丹 | 作成日時:2018年10月22日 22時