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慎「Aちゃん！」
『たろごめんねぇ』
慎「なんで！嬉しいよ、俺！」
『だって、お仕事の邪魔になっちゃいそうで』
慎「邪魔になるなら結婚してないし喜ばない！」
たろに抱き締められながら言われ涙が止まらなかった
その日の晩からたろは異常に気を使ってくれて
後日病院でも検査し、エコー写真をもらった
たろに見せれば嬉しそうにまだ大きくない私のお腹を愛おしそうに撫でてくれた
『ねぇ、たろ』
慎「ん？」
『これから大変な事増えちゃうけどよろしくね』
慎「んふ 任せなさい！
お腹の子が産まれてもAの大好きなたろちゃんは変わらないから」
ベッドで抱き合い、たろの温かさを感じると睡魔がひょっこり顔を出す
優しく心地のいいたろの声と優しい言葉にゆっくりと瞼を閉じて眠った
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作者名：ちゃあ | 作成日時：2020年2月18日 5時
