新世界 � �33 ページ3
フウナside
私は目をつけていた料理店の扉を開いた
直後鼻の奥を刺激する美味しそうな料理の匂いに
私の食欲がそそられる
「うん、ここの店の料理は絶対美味しい」←
直感を信じて店員さんの案内に従い
厨房の見えるカウンター席に座った
メニュー表をはらりとめくり料理をじっくり見る
どのメニューにも美味しそうな写真が載っていた
フ「うーん、悩みますなぁ〜...」
店主「決まったら大声で注文してくれよな！」
フ「はーい！！」
ど・れ・に・し・よ・う・か・な
か・み・ちゃ・ん・の・い・う・と・お・り！
神ちゃん「(あれ、、呼ばれた気が、、、？)」
な・の・な・の・な！！！！
フ「選ばれたのは.....、、、チャーハンでした！！！！」
店主「あいよ！作ってやるぜ！！」
ニカッと笑った店主は厨房で調理を始めた
そしてあっという間に料理が完成し
「いっただっきまーす！！」
お皿からはみ出るくらいに山盛りに盛られたチャーハンを
スプーンで頂上をすくい上げ口に入れる
「っ〜〜！！美味しい！！！！」
アッツアツのパラパラご飯が最高に美味しい
また1口、また1口とどんどん食べ進め
数分後には完食してしまった笑
「ﾎｯ、、ご馳走様でした！！」
満足満腹万々歳！！！！
私は食後のデザートを選ぶため
再度メニュー表をめくると
見落としていたオススメ料理の欄に
‘鉄鍋‘を使った炒め物の写真が貼り付けてあった
「(......厨房のほとんどが鉄製品で作られているのかな？)」
それにしては鉄を使った物が多い気がする
「(まぁこの島で鉄鋼産業が栄えているのかも知れないね。)」
デザートを頼みものの数分で食べ終え
立ち上がり会計を済ませ
私は中心街の散策を再開した
鉄鍋のことが気になったせいか
至る所に鉄製のものがあることに気づく
「違う視点から見ると景色って変わっていくなぁ〜」
？「キャッ！？泥棒ｵーー！！！！」
突如女性の声が響きわたった
声のした方へ視線を向けると
泥棒と思わしき人物がこちらに走ってくる
その手元には女性物のバックがあった
「(久しぶりに人助けでもしますか〜！！)」
泥棒が通り過ぎる寸前に足を引っかけて転ばせ
そのまま組み敷いて取り押さえた
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作者名：ヒツジーヌ x他1人 | 作成日時：2021年4月15日 18時
