▽141話 ページ37
貴方side
〈絶句〉
この言葉以外思いつかない。
“死ぬ瞬間が好き”“混血を作った”そして“己の趣味の為”だと?
貴「っっふざけるな!!!!他の命を何だと思ってるんだ!!」
遂に怒りが爆発した。
マ「あら?私は自分の為ならなんだってするの。ふふ、他の命?私の為にある、ただの消耗品ですわ。」
貴「なんだと?消耗品だって!?」
マ「そうよ、消耗品。私は人間の心を持ってないわ。だって魔女であり吸血鬼ですもの。」
今更なに言ってるの?って顔でこちらを見るマナナンガル。
確かに、マナナンガルは人間ではないから、人間の心や感情なんて分からないだろう。
....っ少しでも人間の心が分かると思った私がバカだった!!
貴「.....もういい、、、、お前が最低最悪な奴だって事が分かったよ。」
マ「ふふ、最低最悪?私にとっては最高の誉め言葉ね。」
ニヤニヤと狂気的な笑みを向けてくる。
私は目の前で自分の指を切り、血を見た。
貴「...私が、お前を殺す。」
今の私は吸血鬼に劣らない、不気味な目をしているだろう。
マ「!?っA、いつから自在にダンピールになれるのよ!!」
マナナンガルは少し焦っているようだ。
私が自在にダンピールになれることを知らなかったのか?なら好都合!!
貴「大人しく、私に殺されろ!!!!マナナンガル!!!!」
腕に力を込め、一気にマナナンガルと距離をつめた。
マ「い、嫌アアアアアアアアアアア...............................なんてね?」
は?
ガキンッ
誰かに攻撃を止められた。マナナンガルではない。
私とマナナンガルの間にいきなり現れた。
私はすかさずそいつと距離をとった。
貴「貴様、誰だ。」
そいつに警戒する。
マ「ふふ、Aも知っているはずよ?」
私が知っている?.....................まさかっ、、、!!
マ「よくやったわ、、、、、、、、シアン」
シ「....はい。」
虚ろな目をしたシアンが、そこに立っていた。
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氷室レイ(プロフ) - めっちゃ面白そうです!待ち遠しいです! (2020年7月4日 18時) (レス) id: 41216f9781 (このIDを非表示/違反報告)
氷室レイ(プロフ) - ヒツジーヌさん» はい(泣) (2020年7月4日 18時) (レス) id: 41216f9781 (このIDを非表示/違反報告)
ヒツジーヌ(プロフ) - 氷室レイさん» 氷室レイさんも地獄が待っているんですか...お互い頑張りましょう! (2020年7月4日 12時) (レス) id: 27bd1d5280 (このIDを非表示/違反報告)
氷室レイ(プロフ) - 地獄のテスト期間ですか、私も二週間後に地獄が待ってるんですよ、頑張ってください! (2020年7月4日 11時) (レス) id: 41216f9781 (このIDを非表示/違反報告)
ヒツジーヌ(プロフ) - 氷室レイさん» そう言っていただけて嬉しいです! (2020年6月28日 14時) (レス) id: 2ea12bbccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒツジーヌ | 作成日時:2020年5月10日 16時