北の海 20 ページ44
コトアside
もう4年が経った
私ももう19歳
あと1年でお酒が飲める！
今日は母さんの命日
父さんは仕事で行けないから私が代わりに
コ「母さん、今年も来たよ」
目をつぶり手を合わせ祈る
花を供えたあとお墓を綺麗にしておしまい
コ「ふぅ、今年も平和に過ごせたよ
このままずっと幸せが続けばいいんだけど……
あのね、キラとクナとラトの就職先が決まったんだよ！
今日はお祝いなの！
私がご飯を作るの！
何がいいかな？」
一通り報告し終わった
コ「じゃあまた来るね」
これから買い物をしてみんなでお祝いをするはずだった
でもこの世界に平和が存在しないことを私は忘れていた
この幸せは今日終わりを告げる
コ「なんか町が騒がしい？」
男「海賊だぁー！！みんな逃げろ！！」
コ「か、海賊！？
ど、どうしよう！！」
多くの人々が逃げ惑う中私は必死にみんなを探した
キラ、クナ、ラト、ウララさん！
父さん！！
みんな無事でいて……
海賊「皆殺しにしろ！
1人残らず殺せ！！！」
女の人「子供だけは！子供だけは勘弁してください！！
まだ生まれて間もないんです！
お願いします！」
海賊「例外はない
一人残らず殺す、それが船長の命令だ！！！」
女の人「いや、やめて！」
海賊「死ね！！」
パシッ
コ「その手をはなせ
私が相手になる」
海賊「な、このガキ！
テメーら全員かかれー！！」
人数は……10、20、30……50人くらい？
いや、もっといるか……
まずいなぁ、こんなに多くの敵と戦ったことなんてないから……
多分大丈夫だと思うけど、とりあえずあの女の人と子供だけは先に逃がさないと
コ「逃げてください！私は大丈夫ですから」
女の人「は、はい！ありがとう！」
コ「はああー！！！」
地面を殴り地盤を悪くする
よろめいてスキを見せた海賊を一気に叩
だけど、さすがに多すぎる
どうすれば一気に片をつけることができる……？
そんなことを考えていたせいか敵に背後を取られてしまった
あ、詰んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ONEPIECE」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒツジーヌ x他1人 | 作成日時：2020年3月3日 15時
