▼89話 ページ16
貴方side
謎の生き物は私に話すのを諦めたのか、
くるりと方向転換して森の方へ走っていった。
貴「あっ！まって！！」
私はあの生き物について行った。
少し走り、
その生き物がいる場所まで追いついた。
貴「はぁ、はぁ。」
その場所はやけに開けた場所で、
大きな丸太が寝そべっている場所だった。
貴「はぁ、はぁ、、、あれ？」
気がつくと、
あの生き物はどこにもいなかった。
貴「どこに行っちゃったのかな？」
私は丸太の近くに座った。
先程から色々あり過ぎて、緊張の糸が切れたのだ。
貴「ここまで来ちゃったけど、私帰れるのかな？」
森は私にとって、くつろげる空間だったのに。
私はフードを深く被り、紫色の空を眺めた。
貴「帰れなかったら、どうしよう･･･」
ここの森で過ごす？いや、到底餓死するだろう。
なら、この森を永遠にさまよう？
さっきの謎の生き物がいるこの森の中で？
貴「(あんな生き物がいるんだもの、きっと他の生き物達もあんな感じだよね。)」
この先どうすればいいか、
あの生き物はなんなのか分からないまま、
考えるのをやめようとした時、
？「〜〜〜〜、〜〜〜〜〜。」
貴「！！！！」
突如、声が聞こえた。
バサッ バサッ
そして何かの羽音も聞こえる。
ドクッ ドクッ ドクッ・・・
心臓の音が速くなっていく。
大丈夫、大丈夫よ、落ち着けA。
貴「ｽｩーーｰﾊｧ〜〜･･･」
深呼吸をして心臓を落ち着かせる。
･･･声がしたのは後ろからだった。
後ろから、なにか来る！！
興味本意で
フードから少し目を後ろに向けた。
そして私は驚いた。
後ろから来ていた声の主は、
男の人だった。
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ヒツジーヌ(プロフ) - コメントありがとうございます！シリアス続きで申し訳ないですが・・・これからも更新してくのでよろしくお願いします！ (2020年4月16日 15時) (
レス) id: 2ea12bbccc (このIDを非表示/違反報告)
星月_hosituki_ - あっ、神ですねぇ…！アルネ様かっこいi((( いやぁ…シリアスですなぁ…。更新頑張ってください！続き待ってます！ (2020年4月16日 14時) (レス) id: d71fa0da5d (このIDを非表示/違反報告)
MAI - とても面白くて続き楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年1月21日 20時) (レス) id: ba95c5b389 (このIDを非表示/違反報告)
シロン - 作品と作者=神 (2019年12月12日 16時) (レス) id: 3b749f8595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒツジーヌ | 作成日時：2019年10月20日 10時
