【H×H】独り娘のWaltz 終焉-エピローグ-3 (ページ20)

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91話　雨の日の事件ページ20

暫くして。

フィンクスにノブナガから電話がかかってきた。

フィ「おい、お前ら急ぐぞ」

シャ「ノブナガはなんて？」

フィ「団長がさらわれたらしい」

シャ「団長が！？」

おい団長ふざけるなよ。

折角私雨の中外に出なくていいって喜んでたのに。
弱すぎか。

A『…もう』

面倒臭いなあ。

ベーチタクルホテル。

ノブナガたちのもとへ着く。

キ「！？」

ゴ「なっ！？」

A『…』ｷﾞﾛｯｯ

なんだ、またこの2人かよ。
もう会いたくないって言っただろ。
どうせクラピカと手を組んでいるんだろが、もう旅団と関わらないで欲しい。

睨むと黙った。
記憶は後で消してやるとして、

フィ「説明しろ」

シ「停電したの」

ノ「そのスキに団長がさらわれた」

コ「鎖野郎からのメッセージがこれ」

フィ「2人の記憶話せば殺す…か」

またクラピカは面倒臭いことをする。

だが、これで皆もこの2人がクラピカと関係しているということが分かっただろう。

そうか、じゃあ下手に動けない。

団長がどうなるか分からないし。

でも、優先すべきは個人じゃなくて蜘蛛じゃなかったっけ。

シャ「OK反省会はあと！とにかく対策だ」

対策？

団長を助ける為の？
クラピカに手を出させない為の？

くそう、相手の方が一歩上にいるような感じがして腹が立つ。