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AKIRA side
「あー呑んだ呑んだ！」
岩「大丈夫っすか、AKIRAさん(笑)」
「んなもん平気だわ！」
岩「本当に酒に強い…(笑)」
岩ちゃんと帰りのタクシーの中でふざけて笑ってると、
ふと真剣な顔をし始めた岩ちゃん。
「どしたー岩ちゃん」
岩「…いや、何もないっすけど…なんか…」
「んー？」
岩「…AKIRAさんは芸名さんのことどう思ってんすか」
「A？そりゃ同じ同志で、仲間でライバルかなぁ」
岩「ライバル…」
「…岩ちゃん」
岩「…はい」
「…何考えてる？」
何かが当てはまった気がした。
今日Aと岩ちゃんが会った時から感じてた雰囲気。
岩ちゃんはAのこと見向きもしなくて、
最初は俺も
“Aも人見知りだし、岩ちゃんも驚いてるだろう”
そんなくらいにしか思ってなかった。
…けど。
今、岩ちゃんから出た言葉と雰囲気を感じ取ると、
それしか考えられない。
岩「…っ、」
「…お前が見てるのは“EXILE 芸名か？一ノ瀬Aか？」
自分でも驚くほど低い声が響いた。
ピリッとする車内。
「…岩ちゃん、俺、岩ちゃんがAに対して何を思ってるか分かんねぇよ。けどさ、俺思うんだよ」
第2章で加入当時、
Aはファンからとてつもない批判をされた。
《色目を使ってる》
《女は踊れない》
《周りのメンバーの良さが引き立たない》
などなど。
加入当時の芸名は18歳。
未成年ということもあり、A側の親御さんやHIROさんも心配をされて芸名の反対を押し切り、ボディーガードをつけた。
A自身も辛い時期を過ごして、今の芸名がある。
まだ批判は多いけど、俺らが守ってく。
その心がファンの人にも伝わったのか、今では批判も少なくなってきた。
批判されてたとき、よく俺らが言ってた言葉がある。
「…何にも知らねぇくせに、って。」
岩「…っ、！」
「A嫌いなのは嫌いでもいいよ。…けどさ、女だけっていう観点で嫌うのは、さすがに俺でも許されねぇな」
それだけ言うと、俺は1万円を運転席の隣にあったキャッシュトレイに置いて車を止めてもらった。
「じゃあな、岩ちゃん。おやすみ〜」
岩「え、あ、AKIRAさんっ！こんなに…」
「はいはい、顔バレしちゃうからじゃあなー」
そう言って岩ちゃんのタクシーを見送った。
「…どうなっかな。これから。」
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まぃ(プロフ) - なおりん♪さん» わざわざレスありがとうございます！このお話大好きなので是非読んでみたいなぁと思ってコメントさせていただきました！楽しみに待ってます！！ (2019年6月24日 23時) (
レス) id: 92bf92977f (このIDを非表示/違反報告)
なおりん♪(プロフ) - まぃさん» コメントありがとうございます！！啓司くんとの絡み！！載せようと思って忘れてました！すぐ描きますね！ありがとうございます(*_ _) (2019年6月24日 19時) (レス) id: 5a502bbb20 (このIDを非表示/違反報告)
まぃ(プロフ) - ケイジくんとの絡みがみたいです！ (2019年6月21日 18時) (レス) id: 92bf92977f (このIDを非表示/違反報告)
なおりん♪(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！最高と言っていただけて本当に感謝以外の言葉が見つかりません(T ^ T)ありがとうございます！ (2018年1月3日 13時) (レス) id: 5a502bbb20 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - LDHグループ大好きですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2018年1月2日 15時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なおりん♪ | 作成日時：2016年11月13日 18時
