Only Girl from EXILE

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私と岩ちゃんが出会ったのはまだ私がEXILEに加入して3年ほど経った時のこと。


当時はモデルのお仕事に加えて演技のお仕事も多くなってきた時だったから、ただがむしゃらに生きてて、正直他の人なんて構ってる暇なくて。


でもそんなある日、EXILEでの仕事の終わりにAKIRAと直己と飲みに行って、そこで紹介されたのが岩ちゃん。





「え？紹介したい人？」


AK「うん。俺らのTwiggz Famのヤツでさ。ちょっともさいけど、良い奴だから」


「びっくりした、AKIRA彼女紹介するのかと思った…」


AK「んなわけねぇだろ(笑)」






そんな軽口たたきながら連れられてったお店は、やっぱりと言ってもおかしくない焼肉屋。(笑)


直己と、その岩ちゃん(まだその時は本名知らなかった)は先に行ってるみたいで、あたしはAKIRAの後ろについてった。





AK「おー！お疲れー」


NK「AKIRAさん、お疲れっす」


『お疲れ様っす、AKIRAさん』


AK「おー岩ちゃんも久々じゃん！元気してる？」


『お陰様で元気っす！』


NK「あ、A、こっち岩ちゃん。」


岩「初めまして、岩田剛典です」


「あ、は、初めまして…一ノ瀬Aです」





初対面の人に対して人見知りのある私。時間が経てばそれも無くなるんだけど、


その時紹介された岩ちゃんは、今のキラキラとした王子様のような人ではなく、


もっとごつくて、色黒で今とはかけ離れた容姿の人だった。


それが余計に緊張してしまったんだけどね。(笑)





岩「え…苗字、一ノ瀬って言うんすね」


「へ？」


岩「あ、すいません」


「い、いえ…」





なんだろう、このお見合い感。




AK「お前らお見合いじゃねぇーんだからさ(笑)」


「だ、だって…」


NK「まぁとりあえず呑みましょ！」





そっから呑みがスタートしたんだけど…


おかしいな…


岩田くんと、全然目が合わない。


あたしは見てるのに、向こうは無理矢理見てないふりをしてる。


…なんだろう。


モヤモヤする。

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