【名探偵コナン】月影さんは情報屋さん (ページ44)

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39 踏み込むなページ44

月影side

安室「貴方はどこ出身なんですか？」

A『貴方なら辿り着いていそうなものですけど』

この質問をしてきたという事は

気づいたな、私【月影A】に戸籍がないことに

まさかここで打ち込むとは

予想外の展開に驚きつつ、盗聴器を布で覆い聴こえなくする

インカムもきり、安室さんの返答を待つ。

安室「君の事を調べたら、戸籍がない事がわかったんだ」

A『そうですね、出して貰えなかったから…』

安室「それに君の父親はおそらく、警察官」

あぁ、そこまで踏み込んでしまったのか…

A『組織の幹部と恋仲の警察官なんていりませんから』

安室「！資料には事故死と…」

A『わざわざ始末したことを資料に書くわけないじゃない』

あぁ隠していたのに、このままじゃ姉さんが危ない。

A『その様子だと、組織の資料は見ていないのね』

安室「！組織の資料！」

A『ここからは手を引いて。別に組織を潰す上で不必要な事』

車が止まる、デパートに着いた様だ

私はわざとらしく手を広げて言った

A『これ以上踏み込むのであれば、私達は敵になる。』

安室「君たちは…」

A『さあ、デパートに行っちゃいましょう【降谷】さん』

私達を探らないで

踏み込む覚悟のない者が