【名探偵コナン】月影さんは情報屋さん (ページ35)

今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:9,588 hit

32 ピース　安室side ページ35

安室side

Aさんが淡々と黒い笑顔を浮かべながら事実を述べる

最初は意味がわからなかったが

途中から意味がわかり

別の意味で顔が青くなった

すっかり忘れていたが…月影、8徹目だ…

彼女が人としてして最低だと言った。否定できない…

そんな人に情報を渡せないと【moon】の情報を五分の一にすると言った。

やめてくれ、十分の一でも組織の安い情報で150万するのだぞ！

納得いかないと思っていても未だ股が痛く言葉が出ない。

言い終わると彼女は振り返らずにポアロから出て行った。

暫くして、痛みがひき立ち上がった。

幸いにも、痛みに悶え苦しんでいる間人はこなかった。

こんなところ誰にも見せれない…

安室「…今夜、行くか…」

手土産にケーキでも持って。

ピロン♪

誰だ？

差出人【風見祐也】

ーーーーーーーーー
降谷さんに頼まれていた
月影Aは戸籍がありません。
ですが、帝丹中学校に在学中
とあるマンションに一人暮らし
以外の情報が出てきませんでした。
引き続き調べます。
From風見祐也
ーーーーーーーーー

安室「戸籍がない…！どういうことだ！？」

戸籍がない、要するに出産届が出されていない。

だから彼女は書類上存在しないということになる。

そういえば、この前ノックリストの故人の欄に

月影を見た気がする、凛は潜入していないし

他に月影なんて苗字はあまりないはずだ。

もしかして…月影の親か？

よく考えてみれば凛だって組織と多少関わりがあるはずだ。

そこから情報が漏れてもおかしくない。

だが、情報が漏れている様子はない。

組織の目的のために働いているわけでもない

だが、【正義】のために働いているわけではない。

それなら真っ先に組織の情報を提供するはずだ。

悶々と思考を巡らせていると、

カランカラン

コナン「こんにちはー安室さん」

コナンくんがきた。

彼にも情報をある程度渡して彼の総理を聞かせてもらおう。

彼はとてもじゃないが小学生にはみえない。

推理もそこら辺の探偵より遥かに筋が通っている。

組織についても知識がある程度ある。

彼なら俺のたどり着けなかった真実に辿りつけるかもしれない。

そんな事を瞬時に考え、彼に返事した。

安室「いらっしゃい、コナン君」