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25 ウイスキートリオと 赤井side ページ28

赤井side


赤井「頭の回る子だな。」


観覧車で名乗っていない俺の名前を言った彼女

彼女はおそらく【エバークリア】

組織では【神崎A】と名乗っていたが

おそらく偽名だろう。

彼女と最初にあったのは、

組織で新しく幹部として入ってきた時だ。


A『コードネームエバークリア、
  名前は神崎A』


俺よりも小さく、

見た目からして10歳ぐらいだろう。

こんなにも幼いのに幹部になれた彼女は

鎖骨あたりまで伸びた黒髪で

フードを深く被りマスクをつけていた。

フードの下から見える瞳は

秋空のような青かった。


安室「こんなに幼いのに幹部とは、
  彼女は何が得意なのでしょう?」


バーボンがそう問う


ベルモット「彼女は「色々な」処理能力が高いのよ。
  ハッキングに関しては、この子の弟を除けば
  組織1よ。」


こんなに幼いのにハッキングにが組織一だと!

信じられないな。

平然とした様子を装いつつ内心驚きを隠せない。

ちらりとバーボンとスコッチを見る。

やはり2人とも驚いていて

目を軽く見開いていいる。

彼女は驚いている俺たちをジロリと睨みつけてきた。


A『何、驚いてんの。はぁ。ベル、帰っていい?】

ベルモット「ダメよ、My princess.まだ本題を話せてないわ。
  バーボン、ライ、スコッチのサポートに回って貰うわ。
  今日は顔合わせよ、一時間した後迎えにくるわ。」

A『嘘でしょ、待ってベル!』

ベルモット「仲良くね、貴方達」

諸伏「あーしばらくよろしくね、エバークリア?」

A『よろしく、とりあえず名乗って欲しいのだけど。』

諸伏「俺はスコッチ、射撃が得意だ」

安室「僕はバーボンです。よろしくお願いしますね。」

赤井「俺はライだ。」

A『ふーん、よろしく。ウイスキートリオ』


そう言ってトランプをポケットから出した。


A『とりあえず、残りの時間潰しましょ。』


その後、いつも取引に使う倉庫でトランプに明け暮れたのだった。

というかなんであの時トランプ持っていたんだ?


赤井「変わらないな、」


彼女は危機的状況でも良い言い方をするならマイペース

悪く言うのであれば、危機感がないように思う。

彼女といると緊張感がほぐれていくようだ。


赤井「さて、彼女からもらった任務を完遂しないとな」


全てが終わればなぜここにいるか聞こうじゃないか。

26 脱出→←24 役目



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モチモチの雪(プロフ) - 前よりなんかハート押されてる (2022年10月21日 17時) (レス) id: eac1a17ffb (このIDを非表示/違反報告)
モチモチの雪(プロフ) - リクエストがあれば、教えてください!by作者 (2022年10月1日 13時) (レス) id: eac1a17ffb (このIDを非表示/違反報告)
モチモチの雪(プロフ) - コメ欄寂しい。 (2022年10月1日 12時) (レス) id: eac1a17ffb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モチモチの雪 | 作成日時:2022年9月23日 15時

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