【アイナナ】存在価値は2【完結】+短編集になります！ (ページ8)

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料理と電話ページ8

｢ごちそうさまでした！凄く美味しかったです！！｣

三月｢そりゃ良かった！｣

陸｢三月って料理上手だね！！いつ覚えたの?｣

三月｢んー……たまたま、料理大好きな人に拾われた事があってさ、そん時に教わった！｣

陸｢えっ！?A以外に優しい人間にあった事あるの！?｣

一織｢そんな訳ないじゃないですか。私達は普通の人間だと思われて拾われたんです。｣

三月｢人間の姿ん時に見つかって、うちに来いって言ってくれてさ……。だから人間にずっとなりすましたまま過ごしてたんたけど……｣

一織｢結局バレてしまい……。兄さんが私を守ってくれたんですよ。｣

｢そんな事が……｣

陸｢ごっ、ごめんね！！嫌な事思い出させて……｣

三月｢良いって！良いって！今じゃ、感謝してるんだぜ？｣

環｢何で?｣

三月｢だって……料理教わらなきゃ、こうして皆に飯作ってやれなかったしな！！美味いって言ってくれたし！一織も、あん時の事は気にすんなよ！｣

一織｢兄さん……｣

ナギ｢ミツキ……｣

大和｢ま、俺も似たようなのにあった事あるしな。｣

楽｢俺も。そん時蕎麦に出会った！あんな美味いもん食った事無かったから、衝撃的だったな！！｣

｢皆さん……本当に色々大変なめに……｣

ﾌﾟﾙﾙﾙ……

一同【！！！】

｢すみません、僕の携帯です。……っご主人様っ……！！！｣

三月｢っ……｣

ﾌﾟﾂ……

｢三月お兄ちゃん！！何でっ……｣

三月｢お前……もうあそこ行くのやめろ！｣

｢っ……でも……｣

天｢真っ青な顔して……わざわざ自分から酷い目にあいにいく必要なんて無いでしょ?｣

百｢そうだよ！！また……あんな事されたら……A……嫌だったろ?｣

｢っ……天お兄ちゃん……百お兄ちゃん……｣

一織｢嫌なことは嫌と言わなきゃ伝わりませんよ。私達には選択肢がありませんでしたが、貴方にはある筈です。｣

｢そんな事言ったら……何されるかっ……！！！｣

千｢されないように、もう関わらなきゃ良いんだよ。君から縁を断ち切れば良いんだ。｣

｢縁を……断つ……｣

環｢確か……引越し……?とかいう奴やれば、良いんじゃね？｣

｢引越ししても直ぐに身元がバレてしまうんです。過去に試しましたが、どう痕跡を消しても結局連れ戻されてしまい……酷い……仕打ちを……｣

大和｢今度は、俺達が居るだろ?｣

｢えっ……?｣

更新遅れてすみません(＞＜)