【アイナナ】存在価値は2【完結】+短編集になります！ (ページ18)

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優しさ【八乙女楽】ページ18

※個人的に、お話の出番が少なかったかなと思ったキャラの短編をノロマ更新します！

……

ある日の昼下がり

｢今日は買い物に、行かなきゃな……｣

楽｢買い物行くのか？｣

｢わっ！びっくりした……今頃皆さんお昼寝かと……猫ちゃんだし……｣

楽｢あのなぁ、猫だって昼間起きてるときだってあるぞ?むしろよく見かけるだろ?｣

｢確かに……｣

楽｢まぁ、いいや。で、買い物俺も行ってやるよ。｣

｢えっ！！悪いですよ！それにもし、猫ちゃんの姿になってしまったら……｣

楽｢大丈夫だ。もうだいぶコントロール出来るからな！よし行くぞ！｣

……

｢沢山、買ってしまった……｣

楽｢男13人分だからな。ほら、重たいだろ?持ってやるよ。｣

｢大丈夫ですよ！！僕だって、男ですからね！｣

……

｢うぅ……重たい……｣

楽｢だから言っただろ?お前は細っこいんだから。ほら、貸せ。｣

｢ごめんなさい……ありがとうございます！お兄ちゃん！！｣

楽｢っ、///別に、これ位普通だろ?……A、うちっかわ歩け。｣

グイッ

｢わっ！……ありがとうございます…｣

楽｢別に。｣

｢(とか言いながら、僕を車道側に歩かせようとしない。やっぱり、楽お兄ちゃん……優しいな。)｣

楽｢なーに、ニヤニヤしてんだよ！｣

｢何でもないです！！｣

楽｢あ、おい！！！そんな走ってると転ぶぞ！｣

｢ふふっ。また心配してくれてる……楽お兄ちゃん！！！｣

楽｢……?なんだー?｣

｢買い物ありがとうー！！！大好きだよー！！！｣

楽｢なっ……///｣

｢あ……///(自分で言っておいて何だけど、僕凄い恥ずかしい事言った……)｣

楽｢ったく、俺の方がお前の事、大好きだぜ！！！｣

｢えへへ……ありがとうございます！´`*｣

─────────────────────

楽｢優しいって……別にこれって当たり前の事だろ?大切な奴は、守ってやりたいって思うのが男ってもんだろ。｣

─────────────────────

……みたいな事言いそうじゃないですか？(″ﾉдﾉ)

さらっとこういう優しさを見せそうだなって……

共感して頂けたら嬉しいです(´｡･∀･｡｀)

↑に書いた通り、お話の方で(自分が思うに)出番が少なかったキャラをノロマ更新します！
リクエストも待ってます！
よろしくお願いします^^