【アイナナ】オレの目の前に妖精がいる……3

笑って欲しい ページ31

此処は何処だろう。


真っ暗で何も見えない。


何かお腹辺りが痛いような気がする。


……


?｢A……っ……｣

?｢うぅ……っﾋｯｸ……｣

?｢Aっ……！｣
……


オレの名前呼んで……泣いてるのは誰？


何で泣いてるの？


泣かないで……笑って欲しい……


伝えなきゃっ……



……






｢泣かないで……笑って欲しいな……｣


【！！！！！！】


？｢A！！！｣

？｢A！！！｣


｢父さん……母さん……？どうしたの？何で泣いて……｣


凰火｢Aっ……！！｣


｢凰火……？｣


あれ？凰火……凰火……凰火！？


｢凰火大丈っ……いっ……！？！？｣


母｢いきなり起き上がっちゃダメよ！｣

父｢そうだ。安静にしてなさい。｣


凰火｢Aっ……本当にごめんっ……！！｣


｢っ……はぁ……いってぇ……ﾊﾊｯ……凰火……大丈夫？｣


凰火｢っ馬鹿！！何でオレなんか庇うんだよ！！何でっ……。１週間も寝てたんだぞ！？｣


｢１週間！？マジか……。……だって……知らない間に体……動いてたんだ。｣


凰火｢っ……ごめんっ……本当に……ごめんなさいっ……｣


母｢凰火くん……｣


｢……ちょっと、凰火と二人にしてくれるかな？｣


父｢……分かった。母さん。｣

母｢えぇ。何かあったら呼びなさい。｣


バタン



凰火｢ごめんっ……｣


｢もういいって……凰火が悪い訳じゃないだろ？｣


凰火｢でもっ！｣


｢……ごめんじゃなくてさ、ありがとうがいいな！(ﾆｯｺﾘ)｣


凰火｢っ……！！！｣


｢……暗闇でさ、声……聞こえたんだ。｣


凰火｢……？｣


｢涙声でオレの名前呼んでんの。そん時さ、誰だか分かんなかったけど……泣かないで、笑って欲しいって思ったんだよな。｣


凰火｢A……｣


｢父さん母さん、そして凰火がずっとオレの名前呼んでくれたから今こうして話してられる。ずっとオレの名前呼んでてくれてありがとう！！｣


凰火｢っ……A！！！｣


ガバッ！！


｢うわっ！！っｲﾃﾃ……｣


凰火｢わっ、悪い……つい抱き締めたくなって……｣


｢ﾊﾊｯ……いいよ。ほら！オレがぎゅうってしてやる！(誇)｣


凰火｢……ふっ、生意気(笑)((ﾎﾞｿｯ……ありがとう……A……。｣


｢生意気って何だよ！！(ぷんすか)｣←聞こえてない


凰火｢(笑)｣







おぉ……無事で良かった……←

はい、すみません。

更新遅れてすみません！！(＞＜)
これからもよろしくです(*`∀´*)

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