【アイナナ】オレの目の前に妖精がいる……3

サイン会 ページ29

｢えっ！！サイン会ですか！?｣


社長｢そうそう、サイン会！君たちのファンも沢山増えたし、新曲リリースに因んでサイン会を開く事になったよ！｣


夏休み帰宅後一ヶ月が過ぎ、九月。


凰火｢凄いですね！A！！やったな！｣


｢うん！｣


豪火｢サイン会だけど、一緒に写真撮ったりもちろん握手とかもするからそのつもりで！｣


｢握手……恥ずかしいな///｣


凰火｢写真かー！良い記念になりそうだな！｣


万理｢あ、そうそう。もし不審者とか見つけたら教えてね！｣


凰火、A｢はーい！！｣


豪火｢じゃ、失礼します！｣


バタン



……




三月｢へぇー！サイン会やんのか！スゲェじゃん！｣


｢えへへ、ありがとうございます！｣


凰火｢オレ達、アイドルなんて考えられないなー……｣


陸｢そう言えば、何でアイドルになろうと思ったの?｣


｢それは……｣


オレと凰火がアイドルになった成り行きを説明した。




一織｢では、最初マネージャーに女性アイドルとしてスカウトされたんですか？｣


環｢ウケる。｣


｢凰火の変な賭けに乗らなければ……でもそのお陰で皆さんに会えたし、今となっては感謝ですね！｣


7人【A……さん、くん。】


凰火｢にしても、あん時のAは可愛かったなぁ……不意打ちのキスで顔真っ赤(笑)｣


7人【ﾋﾟｸｯ】


｢あ、あれはお前が急に！！｣


凰火｢へぇ、じゃあ急にじゃなきゃいいんだな？今していい?｣


｢なっ、はぁ！?何言って……//｣


7人【そこまで！！！】



グイッ
｢わっ！｣


三月｢凰火はほっとくとAに何するかわかんねぇな！｣


｢三月さん……｣


大和｢あぁー、ミツにカッコイイ所取られたー｣


環｢A……｣


グイッ

｢わわっ！｣

三月｢！！｣


環｢お前は、俺が守ってやる。｣

｢環さん……｣


壮五｢っ……環くん、冷蔵庫に王様プリンが入ってるよ。｣


環｢マジ！?｣


バタバタ


一同【(ﾁｮﾛｲ……)】


壮五｢Aくん……僕だって、君の事守りたいと思ってるよ。｣


｢壮五さん……｣


ナギ｢ワタシのAですよ！｣


陸｢俺のだもん！｣


一織｢誰のものでもありません。｣


｢もー！！オレは別に守られたい訳じゃありませんから！｣





……






そして、サイン会当日。


ここからが悲劇の始まりだった。









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