【アイナナ】存在価値は

今日から家族 ページ8

｢ご主人様……?って僕の事ですか?｣


一織｢当たり前です。｣


｢……僕は氷上Aです。苗字か名前で呼んで下さい。｣


楽｢変わってるな。｣

龍之介｢そうだね。名前で呼んでなんて……｣


｢……僕おかしな事言いましたかね?｣


壮五｢いいえ！それがご主人様のあ……氷上様のご命令ならば！｣


｢……ご命令か……あの……命令じゃなく、お願いです……それと様はやめて下さい。｣


環｢……お願い?｣

ナギ｢様を嫌がる人初めてデース。｣


｢僕は様を付けられるほど偉い人じゃないので……命令出来るような人でもないですしね。それに、多分皆さんより僕は年下ですよね。｣


陸｢年下でも様を付けないと、打たれるんじゃ……｣

天｢命令も聞かなければ、大人が出てくるから。｣


｢大丈夫ですよ……(微笑)この家には僕しかいません。あ……でもご主人様にはバレない方が……｣


大和｢ご主人様……?Aさんの?｣

三月｢でも普通の人間じゃ……｣


｢っ……何でもないです！すみません……僕が貴方達に言うのはあくまでお願いです。嫌なら断って下さい。｣


一同【！！！！！！】


｢あ……これからもよろしくお願いします！僕達は今日から家族ですから^^｣


一同【っ……よろしくお願いします！！】


｢では、部屋やトイレ、バスルームに案内します。全然使ってない部屋が沢山あるので、1人1人の部屋を用意出来ますが、どうしますか？それとも、何人かに分けて二人部屋三人部屋、という風にしますか？｣


天｢僕は陸と同じ部屋にして下さい。｣

陸｢天にぃ……｣

天｢何かあった時に直ぐ守れるからね。｣


｢……分かりました。他の方はどうしますか？｣


三月｢じゃあオレ達も一緒の部屋に……｣

ナギ｢ミツキ一緒の部屋にしましょう！｣

大和｢ちょっナギ……引っ張るなって。｣

一織｢兄さん、私は1人で大丈夫です。｣

三月｢えぇ……でも……｣

ナギ｢イオリありがとうございます！ではヤマトとミツキとワタシで部屋お願いします！｣

大和｢えっ?俺も強制?｣

｢一織さん、大丈夫ですか?1人ですが……｣

一織｢問題ありません。1人部屋憧れてましたから。｣

ナギ｢はっ…！！1人部屋……ワタシも1人部屋が良いデース！！｣

三月｢何だよ！｣

大和｢全く……じゃあ、オレ達皆1人部屋お願いします。｣


｢分かりました！｣


楽｢俺も1人部屋で。｣

龍之介｢俺もお願いします！｣


百｢俺は千と一緒が良い！｣

千｢もちろんだよ。お願いします。｣

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