∠ ページ3
その間にも爺さんは色々と説明してくれたが色んな考えが頭の中で回っていた。これトリップする展開じゃね？この爺ちゃんは実は神サマで、ちょっとミスってコロコロしちゃったから別の世界で生きてくれな☆って展開じゃね？ とか思ったが、案の定そんな感じらしい。
「まぁ、そういうことなんで、あんたには別に世界で生きてもらうことになる。私の不備での失態なので、お詫びに別世界に行く前に何か特典をつけてあげよう」
「何個までですか？」
「3個までだなあ。ちなみに途中で変えられんからな？ そこだけは覚えておくように」.
「はーい！」
遠足前日によくある質問みたいだな。どうしようかなー。……あっ大事な事聞いてなかった。
「私はどこの異世界に行くんですか？」
「ん？ あー、たしかー……ONEPIECEという世界らしいぞ。お主らの世界では漫画になってたりしたヤツらしい。知っとるか？」
「知ってる！！」
おぉワンピ！！ よく漁ったわぁ。主に夢小説を。ゾロの夢小説めっちゃ漁ったなあ。ワンピと決まれば特典は決まったな。
「あの世界で渡り歩けるほどの強さと、なんでも見通せるサードアイと、男になりたい！！！」
「えっ、男になりたい？」
「うん！ イケメンでオナシャス！」
男主夢小説めっちゃすきだから。というか、男になってみたいというのもある！ どうせ次の世界に行くなら男になって渡り歩いてみたい！！
「なるほどぉ。深くは聞かんが叶えてやろう。これでいいかな？」
「はい！！」
「わかった。改めて謝るが、今回はすまなかった。ぜひ、この後の余生を楽しんでってくれ」
第一話 「一般人は迷子になったら目立つ建物を探しましょう」→←∠
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：妖怪妄想ババア | 作成日時：2018年7月24日 1時
