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序章 「死亡フラグはトリップフラグ」 ページ1
どうも、私の名前はA。しがない夢好きです。夜な夜なサイトの徘徊をしすぎて睡眠時間がおろそかになってまーす☆ 明るく言ってるけど目のクマで台無しだな。今日も今日とて、あくびを噛み締めながら登校中。理科の時間は絶対に寝るぞ。
ところで、今通っているこの道はいつもの通学路ではない。なんで何時もの道を通ってないかというと、なんか道路の下水道工事をしていたから通れなくなってた。
「あっちくしょう。走ればよかった」
十字路の信号で足止めされた。憎たらしい赤ランプを睨みつけるが何も変わらんのが十分承知。手持ち無沙汰で手をブラブラしてみる。またあくびでそう。
「ふぁぁ………ん？」
あくびで細めた目に対向車線から走ってくるトラックに目がいく。……あれ、暴走してね？ そう思ってる間にもトラックがこっちに向かってくる。なぁ、知ってるか？
「うっそぉん…………」
人間って酷く驚くとーー
バァァン
動けなくなるんだぜーー
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作者名：妖怪妄想ババア | 作成日時：2018年7月24日 1時
