心を知るということ (ページ10)

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サッチ｢…俺はいた方がいいか？｣

ナース｢…ご自身で考えた方が分かるかと｣

ニッコリ、という効果音がつくような笑顔を向けられた。野生児とはいえ、女は女。そりゃここから出ていった方がいいって分かってるぜ？でも、あいつが1番懐いてんのは俺だ(多分)。だから知らないとこに連れ込まれて、さらに俺が居なくなったらパニックになるんじゃないかっていう心配があって聞いたまでで…

サッチ｢…そいつとどんだけ顔合わせた？｣

ナース｢え？何ですいきなり｣

サッチ｢毎日顔合わせて、そいつに認識され｣

ナース｢毎日挨拶に行きましたわ、こういう時のために｣

サッチ｢……デテイキマス｣

ナース｢一応何かあったらすぐに来て欲しいので、ドアの前で待機していてくださいね｣

またまたニッコリと笑顔を向けられ、俺は大人しく出ていった。女は俺が出ていくのを大人しく見ていた。

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ニナ｢…｣

ナース｢よし、やっとお風呂に入れるわね｣

いつもめしをくれるやつはでていっためのまえにいるのはいつもわたしにはなしかけてくるやつだけなにをいってるのかわからないがたぶんこいつはわるいやつじゃない
それにからだつきがわたしとすごくにてる

ナース｢…服をぬぎましょうと言っても、伝わらないのよね｣

｢…｣

ナース｢…お手本を見せましょう｣

こいつはみにつけていたものをぬぎはじめたなんでぬぐんだ？

ナース｢…そんな凝視しないでちょうだい、同性とはいえ恥ずかしいわ｣

やっぱりわたしとおなじからだつきだ
わたしはうれしくなったうれしくてわたしもおなじからだだとしってほしくてみにつけていたものをぬいだ

ナース｢あら…意外とすんなり脱いでくれたわね。それにいい体してるわ｣

なにをいっているのかわからないがこいつもわたしとおなじからだつきだとわかりよろこんでいるようだ

ナース｢さ、ここからが本番よ｣

なにかいってあるきだしたついていくとけむりのなかへきえていってしまった

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