第2話 ページ4
部屋に戻ると、お母さんが言っていたように箱が届いていた。両手に収まるほどの、小さめの箱だ。
｢こんな荷物頼んだっけ･･････？｣
全く身に覚えがない。最近特に買い物もしていないし、友達から何か言われた覚えもない。これは一体何なのだろうか。
｢ひとまず、開けてみますか･･･っと｣
ガムテープをカッターで裂いて、中を見る･･･すると中には
｢何も入ってない･･････。｣
もう一度中をよく見る。
････････････。
何度見ても何度閉じたり開けたりを繰り返しても中身が現れることは無い。
｢嫌がらせ･･･？いや、でも誰がなんのために･･･？｣
そう思っていると突然スマートフォンが鳴った。新着メールの通知が来ている。
｢えっと･･･香音様へ･･･。｣
そこまで読んでふと思う。私に様付けで呼ぶ人なんかいた･･･？いや、恐らくいないだろう。迷惑メールかとも思ったが何故か私の手は勝手にメールを開いていた。
題名：香音様へ
文： 貴方をこの世界にご招待します。
匿名希望
｢え･･･？何これ･･･誰？｣
こんな文面送られてきたことは1度もない。そもそもこれは誰が送ってきたのか、何故？世界？
私の頭の中にはハテナしか浮かばない。
｢ひとまず･･･箱の中･･････身･････････。｣
私はメールが気になるもののひとまず気を取り直して、箱を確認しようとする。
｢え･････････？｣
そこで、私は突然の眠気に襲われて意識が飛んでしまった。
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ひな。(プロフ) - アベッチさん» コメントありがとうございます･･･！自分の書きたいものを詰め込むために展開は早くしてます・・・笑面白いって言って頂けて光栄です！頑張って更新しますので宜しくお願い致します。 (2018年4月18日 17時) (
レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
アベッチ - いきなり過ぎて展開コロコロ変わってって面白い！これからも更新頑張ってください!! (2018年4月17日 22時) (レス) id: 6605acb6b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな。 | 作成日時：2018年4月17日 19時
