第8話 ページ12
それはそうだろう。私だって知らない人に自分の名前を呼ばれたら驚く。
何の言い訳も思い付かず、しどろもどろになる
｢えっと･･････｣
これはもう、隠しておくことは難しそうだ･･･。この際、説明してしまおう。
｢･･･あの、実は、｢おーい、マルコー？帰ってきたのかー？｣｣
私の説明の言葉は誰かに遮られてしまった
｢エース･･･今は取り込み中なのが分からないのかよい。｣
｢いや、オヤジが呼んでるんだよ、早く来いって！｣
エースさん･･････！
私は驚きとともに涙が出そうだった。あのシーンが私の頭に蘇る。
私の目の前でエースが生きている。それは何とも言葉にできないが、嬉しい気持ちであった。
｢分かったよい、ついでにこの子も紹介するから先に行っててくれよい｣
と、いうマルコさんの言葉を聞いてエースは私に気づいたようだった。
｢お！新団員か！？、よろしくな！俺の名前はエースだ。｣
｢はじめまして･･･小林香音です。よろしくお願いします。｣
と言って私は頭をさげた。エースさんのキラキラの笑顔が眩しい。
｢そんな固くなんなって！俺のことはエースって呼んでくれて構わねえから、仲良くしようぜ！｣
｢あ、えっと･･･。｣
｢((ﾎﾞｿｯ))こいつは新団員じゃないよい。｣
マルコさんの声はエースさんには聞こえていないようだ。
･･･心無しかマルコさんの機嫌が悪いような気がするのは気のせいなのだろうか。
(私･･･なんかしたかなあ･･･。)
勿論、よく思われていないことは分かってはいるが、今さっきまでよりも少しイライラしているように見える。
｢私･･･なんでここに来たのかとよく分からなくて･･･この先どうなるか分かってないんです。｣
｢そうなのか？･･･んーまあ、どうにかなんだろ！｣
そういうエースさんの言葉は私の心を勇気づけてくれた。
｢ありがとうございます｣
私はぎこちないながらも笑顔を浮かべてお礼を言った。
｢･････････とっとと行くよい。｣
｢は、はい！｣
そう行って私はエースさんの言ったオヤジさん･･････つまり、白ひげさんの所へ向かうことになるのだ。
緊張のあまり気を失いそうだ。
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ひな。(プロフ) - アベッチさん» コメントありがとうございます･･･！自分の書きたいものを詰め込むために展開は早くしてます・・・笑面白いって言って頂けて光栄です！頑張って更新しますので宜しくお願い致します。 (2018年4月18日 17時) (
レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
アベッチ - いきなり過ぎて展開コロコロ変わってって面白い！これからも更新頑張ってください!! (2018年4月17日 22時) (レス) id: 6605acb6b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな。 | 作成日時：2018年4月17日 19時
