【 ONE PIECE 】うたうたいの鬼娘は (ページ5)

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だいさんわページ5

私が色々と考え込んでると、見兼ねたように女の人が口を開く。

「ほら、これで分かったでしょ？」

「はい、ありがとうございました…… 」

私は女の人に新聞を手渡す。

＿＿＿＿＿というか新聞雨でビショビショだけど良いのかな。

「＿＿＿＿それで？どうしてローグタウンの歌姫が仲間になるだなんて発想に至ったのよ」

「それは………………その、何となくです」

「＿＿＿＿＿は？」

「上手く、言えないんですけど、そちらの……麦わらの方が笑った瞬間に雷が落ちるのを見て、この人に着いて行けば間違いないって思ったていうか……。えっと、その………運命？＿＿＿＿そう！言ってしまえば運命だって思ったんです！イタイ奴だって思われるかもしれないですけど、私、本当に感動して！！だってきっと天が彼を生かしてくれたんです！！だから、だから……！」

彼の話をしているうちに興奮してきてしまい、まくし立てるように話をしてしまった。

はっと気付いた時にはもうすでに遅く、女の人を含め、周りの人は皆驚いた顔をしている。

しまった……！と思いながらもやってしまった事はもうどうにも出来ないため、自分の顔が赤くなるのを感じつつ、黙りこくってしまう。

すると、どこからか笑い声が聞こえてきた。

笑い声の主は、どうやら例の麦わらの彼のようで、笑いながらこっちを向いてこう言った。

「面白ェなー、お前。仲間になれよ！！」

＿＿＿＿＿＿＿おっと？？？