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神:「へぇ〜」


動じない、って感じで返事をする健太さん。


『えと…今日はお先失礼するので…』

神:「あ、そうなの? 気をつけてね」


ゆるゆるな感じで手を振る健太さんに手を振り返す。





…取り敢えずセキさんに連絡しなきゃ…。




Aセキさん、しばらく泊めてください



送って1分も経たないうちに連絡が帰ってくる


セキさん良いよ。いつ来るの?



あーもう優しい。 惚れる←


A明日行っても大丈夫ですか?


セキさん良いよ。空いてなかったら合鍵使って入ってて


A了解です


寝床確保しました。


取り敢えず家に帰ります。まあ、セキさんいるの大阪だけどね(!?)





















『あとは…これか』


大阪に行く準備してる。いつもは騒がしいこの家も、俺1人だと静まり返っていて、寂しい。でも、自分が反省して、また戻ってきても良いよって言われたら戻るつもりだから…、しばらくはこの家には来れないな。


てか、大阪から東京って超遠くないか? 幾らかかるんだろう…。
まあ、なんとかなるか()










?:「、いた」

『ッ龍! 今練習中じゃ…』


自分の部屋の扉が勢いよく開いた。その原因は、龍ちゃんが開けたからだった。息を切らし、汗が滴っている。急いでタオルを渡す。


龍:「勝手に行ったらダメじゃん…」

『でも…俺はこういう人間なんだって…。人に当たっちゃうような…』


そういった瞬間、龍ちゃんに抱き締められる。

龍:「そんなの…みんな分かってるって…。何年いると思ってるの?」

『ッそれは…』


なんとも言えない。グループとしてはまだ数年だけど、繋がったのは何年も前の話。ずっと仲良くやってたのに…。


龍:「みんなAの事分かってるよ…。だから…出て行こうとしないで…」


抱きしめる力が一層強くなる。まるで、意地でも離さない、とでもいうかのように。


『…』


俺は黙ってスマホを取り出し、ある人に連絡する。



Aセキさんすみません。やっぱり行けなくなりました

Aあるメンバーが僕の事離してくれそうに無いので 笑


『ほら』


そう言って龍ちゃんに画面を見せる。


龍:「ッ!」


凄く喜んでいるような顔でこっちも見て、俺の事を抱き上げた。


『わっ!』

龍:「良かった〜!」


…可愛いか。

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雑多おむらいすVII(プロフ) - YUKARI♪さん» ありがとうございます! そう言っていただけて嬉しいです! これからも頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します! (2019年11月16日 21時) (レス) id: 368f6167fa (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - 作品初めて読みました!最初から最後まで読みましたが続きが気になります。楽しみにしてますね! (2019年11月16日 10時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雑多おむらいす | 作成日時:2019年11月6日 23時

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