思ってもないことを言ってしまった ~重岡~

なな ページ7

Aside



アイスを食べ終わり◎◎◎◎モールに向かっている



小瀧『ねぇねぇ』

「ん？」

小瀧『俺達が店から出た後しげたちも出たで』

「まじ？」

小瀧『まじまじ』

「たまたまじゃない？」

小瀧『いや、俺達が店から出る時もしげがこっち見ててん』

「…」

小瀧『とりあえず着いたらわかると思うで』



◎◎◎◎モールに着いた



小瀧が行きたいと言っていたブランドのお店の中に入った



「何買うん？」

小瀧『うーん、ここメンズやからAがほしいものはあらへんよな〜』

「なんで私？ 小瀧が買うんやろ？」

小瀧『まぁええやん？ なんかほしいものある？』

「特にはあらへんけど… あ、」

小瀧『なんか思いついた？』

「ペットショップ行きたい！」

小瀧『え！？ 犬飼うん！？ 俺そこまで金持ってへんで！？』

「ちがうわ(笑)言ってなかったけど猫飼ってんねん やからそろそろ首輪買わんとだめやなーって思ってたんよ」

小瀧『ふーん 種類は？』

「マンチカン」(ケータイで写真を見せた)

小瀧『めっちゃかわいいやん』

「やろ？ 今度遊びくる？」

小瀧『えｯ いいん？』

「もちろん 一人暮らしやから自由やし」

小瀧『やった！ え、一人暮らしやったん？』

「そぉやで？ 言ってへんかった？」

小瀧『聞いてへん…』

「ごめんごめん… でもなんで落ち込むん？」

小瀧『Aのことやったらなんでも分かってるって勝手に思ってたから』

「…」









ちょっと重い空気になったけど
ペットショップに行くことにした

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