ミンギュの正体。 ページ41
時刻は23時を過ぎたころ。
私はやっと宿舎に帰り着いた。
リビングのドアを開けるとミンギュとウォヌが私のベッドに座っている。
「ただいま。」
ミンギュ「A、おかえりー!」
いつものハグでお出迎えのミンギュ。
ウォヌ「おかえり。」
そう言って私の頭を撫でるウォヌ。
ウォヌの顔をまともに見れない私はミンギュの胸に顔を押さえつけた。
ミンギュ「見て!積極的なA!」
そんな私を見て喜ぶミンギュにウォヌが一言。
ウォヌ「俺は、顔真っ赤にして攻められてるAのほうが好き。」
それだけ言うと満足そうな笑顔で部屋に戻って行ったウォヌ。
あいつは………何を言っているんだ。
ミンギュ「攻められるほうが好きなの?!」
「好きじゃないし!どいて、ミンギュ!」
ミンギュを剥がして、鞄を置き、お腹が空いたのでキッチンに向かった。
冷蔵庫を開けて中身を物色。
「白米しかない。」
仕方ない、ご飯だけ食べよ…。
冷蔵庫を閉めて振り返るとミンギュがいた。
「うわっ、びっくりした…。ミンギュ近いよ。」
ミンギュ「攻めに弱いA………。」
小さく呟いて、近い距離を更に縮めてきた。
「弱くないっつの!」
ミンギュの肩を押したと同時に、私の手から床にご飯が落ちた。
あまりのショックに言葉も出さずにしゃがみ込む私。
そんな私を見たミンギュは何故か笑顔だった。
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おもち。(プロフ) - ちこなさん» コメントありがとうございます!ドギョム君の優しい感じがなかなか出せなくて悩んでましたが、そう言っていただけて嬉しい限りです(^-^)更新頑張ります♪ (2020年1月18日 13時) (レス) id: 702a504d79 (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - はじめまして。いつも素敵なお話しありがとうございます♪ドギョム君が大好きなので独占欲にキュンときました。これからお話し楽しみにしています (2020年1月18日 10時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち。 | 作成日時:2020年1月16日 0時