相談窓口はクプス。 ページ39
ベランダで、ぼーっとしながら外を眺めていると後ろから肩をトントンとつつかれる。
クプス「魂抜けてないか？」
「………9割抜けてた。でもクプスのおかげで引き戻されたよ、ありがと。」
クプス「どういたしまして。」
ふわっと笑いながら私の横に立つ。
クプス「……………ウォヌと何かあった？」
ウォヌの名前を聞くだけで一気に身体中が熱くなるのが分かる。
そして思い出す……唇が重なったあの時を。
「何か言ってたの？…ウォヌが。」
クプス「Aへの気持ちが抑えられなくなってきたって相談された。」
クプスをちらっと見ると困ったように笑っていた。
相談されてもクプスだって困るよね。
「ちゃんと距離置くから、私。だから心配しないでいいよ、クプスは。」
クプス「別に俺はAとウォヌが付き合ってもいいんだけど。」
「統括リーダーがそれ言っちゃダメでしょ。」
クプス「リーダーとして言ったんじゃなくて父親として言ったの。ウォヌはいい奴だし、Aを絶対に幸せにしてくれる。」
そんなことを言うクプスの腕を軽くパンチした。
「大事な弟たちの活動を邪魔したくないし、社長と恋愛感情を持つなって約束もしてる。だから付き合うとか絶対ない。」
クプスにそう言うと"そっか"と小さく呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 422人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おもち。(プロフ) - ちこなさん» コメントありがとうございます！ドギョム君の優しい感じがなかなか出せなくて悩んでましたが、そう言っていただけて嬉しい限りです(^-^)更新頑張ります♪ (2020年1月18日 13時) (
レス) id: 702a504d79 (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - はじめまして。いつも素敵なお話しありがとうございます♪ドギョム君が大好きなので独占欲にキュンときました。これからお話し楽しみにしています (2020年1月18日 10時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おもち。 | 作成日時：2020年1月16日 0時
