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ジョシュアside
宿舎に入ろうとするAの腕を引っ張る。
「ん？どした？」
ジョシュア「何かあった？」
「何にもないよ。」
僕には分かるんだよ、A。
ずっと近くで見てきたんだから。
ジョシュア「下唇。」
そう言ってAの赤くなった下唇を指差す。
ジョシュア「考え込むと下唇噛む癖、まだ治ってないんだね。」
「あぁー。」
Aが苦笑いしながら、自分の下唇に指をあてた。
「…………社長からさ、SEVENTEENの世話係辞めて練習生の世話係にならないかって言われてて。」
ジョシュア「え？」
「今まで見守ってきたSEVENTEENから離れるのは寂しいけど、これから頑張っていく練習生を支えるのも大事かなって思ったり…。絶賛悩み中です！」
笑って言ったAの肩を思わず掴んでしまった。
ジョシュア「練習生なんかどうでもいいでしょ。」
「ジョシュア、黒い部分出てるよ？」
ジョシュア「離れないで、僕たちから。」
「…………約束は出来ないかな。」
ジョシュア「どうして？」
「今………みんなと距離を置きたいって思ってるから。」
ジョシュア「その理由は？」
頭を掻きながら困った表情をするA。
「弟だと思ってた子たちが男に見え始めたんだ、私。おかしいでしょ？だからみんなと距離置きたいの。」
男と認識してもらえることは嬉しい。
でも、だから僕たちから離れたいと言うAの言葉は僕の胸を締めつけた。
置きたい距離……完……
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おもち。(プロフ) - ちこなさん» コメントありがとうございます！ドギョム君の優しい感じがなかなか出せなくて悩んでましたが、そう言っていただけて嬉しい限りです(^-^)更新頑張ります♪ (2020年1月18日 13時) (
レス) id: 702a504d79 (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - はじめまして。いつも素敵なお話しありがとうございます♪ドギョム君が大好きなので独占欲にキュンときました。これからお話し楽しみにしています (2020年1月18日 10時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち。 | 作成日時：2020年1月16日 0時
