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置きたい距離。 ページ35

ジョシュアside


最近、Aの帰りが遅い。

みんなが寝た頃に帰ってきて、起きる前には出て行く。

練習生の世話係も任されたみたいで忙しいのは分かるけど…。


ミンギュ「Aに会いたい…。」


ミンギュの言葉に深く頷いた。

帰ってくるまで起きてようと言ったミンギュは眠くなったのか大きな欠伸をする。


ジョシュア「明日も早いし、もう寝よっか。」


そう言うとため息を吐きながら、ミンギュは部屋に戻っていった。

ミンギュが部屋に戻ったのを見て、僕は宿舎を出る。

宿舎の入り口に座って、Aが帰ってくるのを待つことにした。


待つこと1時間。


時刻は夜中の2時。


欠伸をしながら歩いてくる愛しい人。


ジョシュア「おかえり。」


立ち上がり、微笑みながら言うとAは驚いた表情をした。


「ただいま…って外で待ってたの?!」


ジョシュア「うん。」


「体調崩したらどうすんの。早く中入ろ。」


そう言って僕の腕を掴んできたA。


ジョシュア「Aのほうが体調崩しちゃうよ、頑張りすぎて。」


Aの腕を掴み返すと"私は大丈夫"と小さく呟いた。

その"大丈夫"が心配なんだ。

Aは我慢する子だから。


ジョシュア「疲れたら僕に寄りかかって。」


「私が寄りかかったらジョシュアが潰れちゃうでしょ、重さで。」


俯いて少し笑いながら言うAはどこか元気がなく見えた。

。→←。



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おもち。(プロフ) - ちこなさん» コメントありがとうございます!ドギョム君の優しい感じがなかなか出せなくて悩んでましたが、そう言っていただけて嬉しい限りです(^-^)更新頑張ります♪ (2020年1月18日 13時) (レス) id: 702a504d79 (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - はじめまして。いつも素敵なお話しありがとうございます♪ドギョム君が大好きなので独占欲にキュンときました。これからお話し楽しみにしています (2020年1月18日 10時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち。 | 作成日時:2020年1月16日 0時

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