ドギョムに嘘。 ページ33
「今日は何作ろうかな。」
そんなことを呟いてキッチンに向う。
髪を結びながら肘で冷蔵庫を開けて食材をチェック。
「キムチ鍋でいっか。」
簡単に作れる鍋を選んだ私。
ただ作るのめんどくさいなって思いまして。
手抜きすることにしました。
「さて、作りましょ。」
鍋の具材を切り始めた時、リビングのドアが勢いよく開いた。
ドギョム「ただいまー！」
「おかえり。」
ドギョムが元気よく帰宅。
キムチを見て、つまみ食いしようとしたドギョムに"手を洗ってから"と注意する。
手を洗いに私の横に来た時だった。
ドギョム「A…この赤いのどうしたの？」
そう言ってドギョムが私の首元を指差す。
「…………赤い？」
そんなのあったかな？と思いながら、記憶を辿っていく。
………………………あ、あった。
ジュンがマークつけたって言ってたな。
「無邪気な蚊にやられた。」
ドギョム「無邪気な蚊って何？！そんな蚊いるの？」
「いた。この前、夜に。」
ドギョム「だいぶ赤いよー。薬塗った？」
これは薬じゃ消えない。
時間が経てば自然に消えていく……………はず。
「大丈夫。痒くないし。」
ドギョム「でも変な形の痕だね。新種の蚊かな？」
純粋なドギョムに嘘をついて、心配させていることに心が少し痛んだ。
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おもち。(プロフ) - ちこなさん» コメントありがとうございます！ドギョム君の優しい感じがなかなか出せなくて悩んでましたが、そう言っていただけて嬉しい限りです(^-^)更新頑張ります♪ (2020年1月18日 13時) (
レス) id: 702a504d79 (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - はじめまして。いつも素敵なお話しありがとうございます♪ドギョム君が大好きなので独占欲にキュンときました。これからお話し楽しみにしています (2020年1月18日 10時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち。 | 作成日時：2020年1月16日 0時
