ウォヌとの距離。 ページ13
あれ以来、私はウォヌを避けています。
本を読まなくなったし、ゲームもしなくなった。
ウォヌが絡んできそうになったら、近くにいる誰かに自分から絡みに行った。
「完璧じゃん。」
自分で自分を褒めたいくらいに避けている。
いやー、頑張ってるな私。
いいぞ、その調子だ。
そう思いながらお風呂に入ろうと脱衣場に向かうとちょうどウォヌがいた。
可憐にUターンしたつもりだったが、ウォヌに止められる。
ウォヌ「A。」
「ん？」
ウォヌ「一緒にシャワー浴びる？」
はい、きました。
私をそうやってからかう。
「断る。」
私がそう言うと笑うウォヌ。
ウォヌ「俺は別にいいけど。」
「私が嫌なの！」
いかん、いかん。
ここでムキになって絡んだら、せっかく置いた距離が…。
なんて考えてたらウォヌに噛まれた二の腕を思いっきり掴まれた。
「痛っ！」
ウォヌ「傷、残った？」
「残ってるよ。強めに噛まれたから。」
ウォヌ「じゃあ見せて。」
その言葉を言い終わる前にウォヌに引っ張られて、脱衣場に連れ込まれた。
ドンッ
ドアが勢いよく閉まる。
ガチャッ
鍵を閉める音が狭い脱衣場に響いた。
ウォヌ「見せてよ、俺が付けた傷。」
そう言ったウォヌの表情に少しドキッとした。
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おもち。(プロフ) - ちこなさん» コメントありがとうございます！ドギョム君の優しい感じがなかなか出せなくて悩んでましたが、そう言っていただけて嬉しい限りです(^-^)更新頑張ります♪ (2020年1月18日 13時) (
レス) id: 702a504d79 (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - はじめまして。いつも素敵なお話しありがとうございます♪ドギョム君が大好きなので独占欲にキュンときました。これからお話し楽しみにしています (2020年1月18日 10時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち。 | 作成日時：2020年1月16日 0時
