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「そろそろパーカー返してくれませんか、ウォヌさんや。」
上半身、下着だけの太っちょ。
ウォヌ「やだ。」
怪しく笑いながらそう言ったウォヌ。
ゆっくり近づいてきて二の腕を掴まれた。
「私の二の腕は繊細だから優しく扱っておくれ。」
そう言い終わったと同時にウォヌが二の腕に噛み付いてきた。
「痛っ………ちょっと。」
離そうとしても離れない。
噛む力が強くなって、気づいたら血が滲んでいた。
ウォヌが噛むのを止めて少し離れる。
「馬鹿、繊細だって言ったでしょ。」
噛まれたところを見ながら言うとウォヌがまた近づいてきた。
「噛むのは止めて、本当に。」
私の目を見ながら、さっき噛んでたところを舐めてきた。
ウォヌ「消毒。」
「いや、逆にバイ菌入るわ。」
なんて言っていたらベットに押し倒された。
いつもの距離感なのに、今日はやたらうるさくなる私の心臓。
「………何？」
ウォヌ「俺のバイ菌で侵されればいい。」
「え？」
ウォヌ「Aが俺でいっぱいになればいいのに。」
そう言って近づいてくるウォヌの顔を両手で止めた。
「そこまで！私で遊ぶのもいい加減にして！」
バッとウォヌを押しのけて起き上がる。
パーカーを奪い返して急いで着た。
「よし、顔洗ってこよー。」
私は背伸びをしながらリビングから出る。
ドアを閉め、まだ痛む二の腕を触った。
まだうるさい心臓。
あれはいつものウォヌのお遊びだ、気にするな。
「ウォヌのくせにあんなことするなんて…。」
ウォヌと少し距離を置こう。
そう思った私でありました。
ウォヌのくせに……完……
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おもち。(プロフ) - ちこなさん» コメントありがとうございます！ドギョム君の優しい感じがなかなか出せなくて悩んでましたが、そう言っていただけて嬉しい限りです(^-^)更新頑張ります♪ (2020年1月18日 13時) (
レス) id: 702a504d79 (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - はじめまして。いつも素敵なお話しありがとうございます♪ドギョム君が大好きなので独占欲にキュンときました。これからお話し楽しみにしています (2020年1月18日 10時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち。 | 作成日時：2020年1月16日 0時
