I don't know who I should choose.

臣side ページ6

やべぇな…マジで､




隆二がAの手を引き､帰って行った光景が頭から離れねぇ…､




そして…､




ほんとに隆二のマンションへ帰ったのかとか…､



2人で何してんだろうとか…､



隆二のベッドで一緒に寝るのか？とか…､



色々､気になって仕方ねぇ…汗









健「臣ちゃん？どうしたんや？」








健ちゃんは俺とAが付き合ってた事を知らない…､



もちろん…隆二も､









臣「………健ちゃん､聞いてくれる？」






健「ええよ笑」





岩「え……臣さん？話すんすか？汗」






臣「健ちゃんなら大丈夫だって！」









と､俺は岩ちゃんに笑顔を向けて…､



健ちゃんに視線を戻した…､









岩「っ､」





臣「実はさぁ…､」





健「うん」





臣「俺…デビューしてしばらく経った頃…､
Aと付き合ってたんだよね…汗」





健「え…､Aって…さっきの子かぁ？」





臣「うん」





健「ほんまにかぁ!?汗」





臣「あぁ､その事は岩ちゃんしか知らねぇ…」





健「なら隆二も知らんのやんな？汗」





臣「Aが話してなければ､知らねぇだろうな…､けど…､隆二は多分何かしら勘づいてる」




岩「ですね…」









健ちゃんは頭を抱えるように､肘を机に置き…､



おでこに手を当てた…､









臣「で､いきなり俺の前から消えたんだよ…､
手紙だけ置いて…」





健「え？」





臣「それから､1度も連絡も取れず､逢えずに居て､さっき……やっと逢えた､」




健「マジか!?汗」





臣「うん､
やっと逢えたのに…､
まさか､隆二とだなんて…､」




岩「臣さん…」




臣「男なんて､いっぱい居んのに…､
なんで…隆二なんだよっ､」









俺はお酒が入ってるのもあり…､



涙が止まんなくなった…､








ー臣ちゃん！笑









って呼んでくれてた笑顔は…､








ー隆ちゃん！笑








と､今は隆二に向けられてた…､









健「離れた…理由は？」




臣「分かんねぇ…っ､」




岩「俺も知らないんすよ…､
なんで､臣さんと別れてLAへ行ったのか…」




健「LAに行ったってなんで知ったんや？」




岩「Aの母親が俺の母親に話してんのを､
聞いたんで…､
その時に理由を聞いたんすけど…､
Aの母親には『少し日本から離れたい』と､
言っただけらしいっす…」




健「そぉなんやぁ…」








A…､



俺はまだお前が…っ､

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