I don't know who I should choose.

健二郎side ページ36

臣ちゃんと隆二は､



何を考えてるか分からへん表情で､



Aちゃんと岩ちゃんを見つめてた…､






岩ちゃんは…､



こんな岩ちゃん見た事ないてゆーぐらい､



弱々しくて…､



Aちゃんに甘えてた…､








岩「っ､……まだ弟としてしか見てもらえない？」




臣隆「っ､」




健「岩ちゃん…」




『半々…かな？笑』








と､Aちゃんが言うと…



岩ちゃんは笑顔になった…､








『分かってる､』




岩「え？」




『剛典の事をもーっと早くに好きになってれば､
剛典は私の小さい時から性格も何もかも分かってくれてるから､幸せになれたんだろうなって､』




岩「A」




『でも…､
剛典を好きになれなかった理由がちゃんとあったの…､』




岩「………なに？」




『私……お兄ちゃんが好きだったんだ､』




直健臣隆「え？」




岩「っ､マジかよ､」




『ほんと…､
血の繋がりがないから､おかしくはないでしょ？』




岩「っ､」




『このネックレスもらって､喜んでたのに…､
次の日､学校帰ってきたら居なくなってて…､
ほんと､ショックで…､学校行けなくなって…､』




岩「Aっ､」




『もぉ､ほんとバカみたいに凹んだ…､
でも､剛典が居てくれたから立ち直れたし､
お兄ちゃんの事も､お兄ちゃんとして思えるようになった！笑』







Aちゃんは､吹っ切れたような笑顔で笑った…､






健「じゃあ､今AKIRAさんに会っても大丈夫なんか？」




『大丈夫だよ！笑』




岩「ほんとかよ…汗」




『なに？心配？笑』




臣「心配に決まってんだろ？汗」




『臣ちゃん…？汗』




臣「隆二だけでもイヤなのによ汗
AKIRAさんとかマジで自信無くす､」




隆「確かに…汗」





『隆二まで？汗』




隆「臣と岩ちゃんより強敵過ぎる…汗」




直「ははっ笑､」




健「けどお前ら､Aちゃんの彼氏になったら､
AKIRAさんに認めてもらわなあかんのやぞ？笑」




隆「ほんとじゃん!!汗」




臣「やべぇな…汗」








隆二と臣ちゃんは顔を引き攣らせてた…､







『ははっ笑
お兄ちゃんって､優しいしそんな怒んないよ？笑』




臣隆「お前だからだわ！汗」




岩「ははっ笑､確かに！」




直「だな笑」




『お兄ちゃんって､怖い？』




健「優しいで？」



直「キレたら怖いかな？」




『そっか笑､早く会いたいなぁー笑』







と､笑顔でネックレスを握った､

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