I don't know who I should choose.

臣side ページ22

Aと付き合ってたのに…､



んな事､聞いた事なかった…､




あのネックレスをずっと付けてたのは知ってたけど…､



全然気にしてなかった…､








岩ちゃんがAの元へ行くっつーから､



俺と隆二と健ちゃんもついて行った…､





すると…､




Aが座り込んで泣いてた…､









臣「「A!!汗」っ､」







俺が呼ぼうとしたら､岩ちゃんに遮られた…､









『っ､たかのりっ…っ､』









泣きながら､呼んだのは…､




俺でも､隆二でもなく…岩ちゃんだった､




岩ちゃんはAを抱きしめに行った…､









臣隆「っ､」








Aの代わりにアシスタントの子が岩ちゃんに説明してた…､








健「最悪やな」



隆「マジでありえねぇ」



臣「クソだな」









岩ちゃんがAを支え､



三代目の楽屋へ行き､



岩ちゃんはAを隣に座らせ､ネックレスを直しだした…､








臣「直る？」




岩「多分､いけると思いますけど…」




『っ､』




美穂「もうあのアーティストさんは､
断るよ？」




『……それはダメっ､』









はぁ？







臣「んな事されてんのに？」




『それと､これとは違う…からっ､』




美穂「A､あんたねぇ…」




『直れば…いい､』









と､Aは岩ちゃんの手元をずっと見つめてた…









『っ､…たかのり？』




岩「ん？」




『………お兄ちゃん､何処に居るんだろうね』




臣隆「っ､」




岩「え？」




『生きてんのかな？』




岩「生きてるに決まってんだろ？」




『ならいいけど…､会いたいね』




岩「あぁ笑､
外見が変わり過ぎてたら分かんねぇかもな！笑」




『ふふっ…､確かに』









岩ちゃん以外には分かんねぇ話で､



岩ちゃんとA以外のメンバーは､



ただ2人を見つめる事しか出来なかった､









美穂「A？」




『ん？』




美穂「お兄ちゃんっていくつ？」




『私の…3つ上だよ？』




岩「スゲーイケメンだった記憶があんだけど？」




美穂「そうなの!?笑」




『あぁ､確かに笑』




N「写真無いの？」




臣「NAOTOさん？汗」




直「顔を知ってれば､誰かが見つけるかも知んないじゃん！笑」




岩「確かに！笑」




隆「A？写メとかある？」








と､隆二はAの隣に座り､優しく声を掛けた…







『隆二…』






え？


呼び捨てになってる…

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