臣side ページ13
Aの話を聞いて…、
Aが勝手に居なくなった事を…
責める事は出来なかった…、
『やっと認めてもらって、初めて1人でスタイリストとしてついたのが、隆ちゃんだったの!』
臣「っ、」
『私のコーディネートをすっごく褒めてくれたんだぁ笑』
と、Aはスゲー嬉しそうな顔をした…、
『それから、隆ちゃんがLAで撮影の時は、
私を指名してくれるようになって、
仲良くなったんだ!』
臣「……そっか、」
『で、ソロ曲の[Thank you]の撮影が終わって、一緒に日本へ帰って、このままスタイリストをして欲しいって、隆ちゃんに頭を下げてお願いされた、』
そうだったんだ…、
この前、言ってたな…、
隆二が連れて来たって…、
『でも、すぐには返事出来なかった…』
臣「え?」
『臣ちゃんと剛典と一緒のグループなのに、
簡単には引き受けられないよ…』
臣「A…」
『隆ちゃんは、まだ私と臣ちゃんの関係は知らない…、知ったらショック受けるかも知れない、
でも…』
臣「でも?」
『隆ちゃんはいつも私に真っ直ぐ向き合ってくれてるし、気持ちだって真っ直ぐ言葉にして、
伝えて来てくれてる、
だから、ちゃんと臣ちゃんの事を話して…、
私もちゃんと隆ちゃんと向き合おうと思ってる!』
っ、
無理だって…っ、
臣「俺は?」
『え……』
臣「今、一緒に居んのは、俺だろ?
ずっと隆二の話ばっかじゃん…、」
『っ、』
臣「お前の中には、もう俺は少しも居ない訳?」
『ちが「俺は…ずーっと忘れた事ねぇよ!!」っ、』
臣「成長した俺をお前に見て欲しくて、
また戻ってきて欲しくて、
ここまで頑張って来てんだよ!!」
隆二の話を聞く為に…、
Aに会いに行ったんじゃねぇよ…、
俺はAの隣に行き、抱きしめた…、
臣「……好きなんだよ!!」
『っ、おみちゃん…っ、』
臣「隆二に渡したくねぇよ…A、」
『っ、』
Aの鼻をすする音が聞こえて…、
泣いてるんだと分かった…、
臣「絶対にもう一度好きにさせる!!」
『っ、』
臣「だから、隆二と向き合うように、
俺とも向き合って欲しい!!」
『おみちゃん…っ、』
臣「隆二と一緒の位置からでいい!
だから、頼むよ!!A…」
Aは首を縦に振ってくれた…、
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Ri(プロフ) - kotaさん» 最後まで読んで頂きありがとうございました(*^▽^*) (2019年3月31日 16時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - 三人各々のお話読め良かったです! (2019年3月31日 1時) (レス) id: 1738584988 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - 臣ちゃん妻さん» 1人に絞ろうかと思いましたが、皆さんのコメント見て、3人を書く事にしました!(*^▽^*)、1番多かった臣ちゃんを1話多くしました!笑 (2019年3月31日 0時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
臣ちゃん妻 - それぞれでの結末、メンバーらしさがあって良かったです!他の作品で岩ちゃんのオチがなかったので、このシリーズの結末岩ちゃんもアリかなと前回コメント後に実は思ってたので、3人のパターンで読めて嬉しかったです! (2019年3月30日 21時) (レス) id: 29f5e8dc45 (このIDを非表示/違反報告)
y3gunluv(プロフ) - おみちゃん。 (2019年3月29日 16時) (レス) id: 7f433b7b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ri | 作成日時:2019年3月27日 11時