I don't know who I should choose.

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臣ちゃんと個室のある店に入り…




向かい合わせで座った…､








普通にしなきゃ…




私はメニューを手に取り､顔を隠すように…




メニューを見た…､







『あぁー､お腹空いたぁ笑』





臣「A『全部美味しそうだから､迷っちゃうなぁー笑』A!!」





『っ､』








臣ちゃんにメニューを取られた…








臣「聞いて？」




『ご飯…食べるだけなんでしょ？』




臣「A…」




『あの時の事はほんとにごめんなさい…､』









臣ちゃんはこの話を早くしたいんだと思う…







臣「理由は俺？」




『っ､違うよ？』




臣「確かに､急に忙しくなって…､
会えなくなったりして､あまりAとの時間を作れなくて､気に掛けてやれてなかった…､」




『っ､』




臣「ほんとにごめん…」









臣ちゃんは頭を下げた…








『頭…上げてよ､』




臣「A…」




『確かに…寂しかった､
けど…､臣ちゃんや剛典がどんどん人気出てきてるのを見て､嬉しかったんだぁ笑』




臣「っ､」




『いつか､臣ちゃんと剛典が着る衣装を自分の手で作りたいなぁーとも思ってた､
だから､別れたの！』




臣「え？」





『これからどんどん成長して行くのに､
重荷になりたくないし､夢の邪魔したくなかった…､
それに…臣ちゃんと剛典みたいに､私も夢を叶えたかった…､』









私は素直に自分の気持ちを伝えた…








臣「……なんでちゃんと言って『言ったら』え？」





『私があの時…ちゃんと臣ちゃんに話したら､
臣ちゃんは納得して､別れてくれた？』





臣「っ､」





『剛典だって…絶対私を引き止めたはず』





臣「んなの分かんねぇだろ？」





『分かるわ!!
剛典なんて特にっ!!』








何年見てきてると思ってるのよ…








『臣ちゃんだって､臣ちゃんの性格上…､
変に別れ話して､ズルズル行ってるより…､
私が急に居なくなった方が､仕事に支障出なかったと思う…』





臣「………A､」





『で…LAに女の先輩が居たから､誘ってもらったからLAに飛んだ…､
そこでデザイナーとしても､スタイリストとしても必死で勉強したんだ』





臣「そっか…」





『やっと認めてもらって､初めて1人でスタイリストとしてついたのが､隆ちゃんだったの！』





臣「っ､」





『私のコーディネートをすっごく褒めてくれたんだぁ笑』






泣くほど嬉しかった…､

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