臣 様 の 言 う と お り

ミシロ会議 ページ37

＊




翌日＿＿




ガチャ＿




『隆二ー！』

隆二「うわっ、朝からなんだ。」





朝起きて、ダッシュで隆二の部屋へGo!







『剛典の裁判！』

隆二「...それがね〜」

『え？』





私は申し訳そうな隆二に戸惑う。






隆二「こーゆーことなんだよね。」

『はぁ！？
あの、自己中王様、何してんの！』

隆二「うーん。
ミシロ会議には、絶対出なきゃダメなんだよね」

『剛典どーすんの！？』

隆二「他の人に裁判してもらうって...『あんの〜バカァァァ！
アイツどこにいる！？』

隆二「ご飯食べてるよ」

『どこ！』

隆二「あ、そこの階段降りてすぐの大きい扉...『行ってくる！』






と、急いでそこの部屋へとGo!







バンッ＿＿





広臣「ん？」

『バカァァァ！』

広臣「ｸﾞﾌｯ｡
ゲホッ...」




突然の登場にむせる。



兵士「王様！大丈夫ですか！？
おい！あの女を捕らえろ！」

広臣「いやっ、ｸﾞﾌｯ、いいっ。」




兵士を止めて、
口にハンカチを当てながら立ち上がり、こっちに向かってきた。







広臣「なんだよ、お前」

『あんた、今日裁判するんじゃないの...？』

広臣「すまんすまん。それより大事な用事があった。」

『ミシロ会議でしょ！？』

広臣「そうそう。それ。よく知ってんな」







平然とポケーっとしてるコイツにさらに腹が立つ。








広臣「だから、今日の裁判は他の奴にやらせる。」

『隆二もミシロ会議に行ったら、この国どーすんのよ』

広臣「この城は一時、閉じる。」

『剛典は？』

広臣「牢屋行きだな。」

『...な、なら！』

広臣「ん？」

『うちと、剛典連れてってよ！』

広臣「はあ！？」

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