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『はぁはぁ...!』
窓から出て、無我夢中に走った。
でも、
足の痛みがあるので、少しで走り終わり、隠れていた。
そしたら___
バンッ__と銃声が鳴り響き鳥達も逃げ出す。
まさかと思い、冷や汗が。
頭の中の選択肢は、
逃げるか戻って助けるか...じゃなくて、
”助ける”だった。
駆けつけてみれば、アイツと...隆二と...兵士と...撃たれてうつむけになって、必死に首を上げて、アイツの事を見る剛典。
怒りと悲しみが収まらなく駆けつけた。
広臣「お前、なんでここに...『あんた...あんた。また何してくれてんの。』
剛典「Aっ...辞め...『剛典、もう、喋らないで。』
そしたら、思わず涙が頬を伝い、剛典にあたる。
私のせいでということと...コイツへの怒りで。
剛典の左胸は赤く染まっていた。
『剛典...大丈夫。
うち、絶対助けるから。』
というと、剛典は首を振って、血に染まった手で私の頬を触る。
剛典「...俺が...守ってやるって...言っただろ。」
そう言い残した後、頬への温もりは消えて、剛典は静かに目を閉じる。
『え...嘘?そんなのやだよ。ねえ、起きてよ。剛典...。』
雨のように流れる私の涙は、剛典の額になん度もあたる。
すると、馬から誰か降りてきた。
隆二「...A?」
『りゅ、隆二...。』
初めて名前を呼んでくれた。
でも、今は...違う。
隆二「俺たちで、最善を尽くすから。」
『...え?』
広臣「おい、隆二。何いってんの。」
隆二「まだ、コイツの意識は薄いがある。
最善を尽くせば何とかなるでしょう。」
『隆二っ...!』
やっぱり隆二は、最高でカッコよくて...どこまでも私を惚れさせた。
隆二「おい、兵士。コイツを運べ。」
兵士「はっ!」
と、剛典は兵士に連れられて先に城へと戻った。
今は...私と隆二とこの王。
広臣「おい、お前。」
『...なに。』
広臣「さっき、お前の母がお前がいないって城に来たんだからな。」
『...そっ。』
興味の無い素振りをする。
広臣「だから、また城へ帰るぞ。」
『は?また?』
広臣「しゃーねえだろ。
お前の母いんだから。」
隆二の方を向いたら、私にウインクをして
”乗りな”と言ってるようだった。
また、出戻りか〜。
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凪。(プロフ) - 神様の言うとおりっていうやつの臣様verですか? (2017年4月4日 13時) (レス) id: 286ca27298 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 今週のMステ3時間スペシャル出ますね三代目のメドレー曲楽しみです7人メンバー達もですけどね(>.<)(笑) (2017年3月26日 20時) (レス) id: 85c74f920c (このIDを非表示/違反報告)
てぃー。 - ユキさん» 健ちゃん、釣り番組でもマニアックなモノマネしそうです笑 空に住むめっちゃいいですよね!LVで聞いた時には、泣きそうでした笑 (2017年3月26日 13時) (レス) id: 83e7d44770 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あっでもバス釣り好きだから釣り番組に出ても良いかも?(笑)もうすぐベストアルバム出ますよね私は空に住むの曲大好きです(>.<) (2017年3月22日 20時) (レス) id: 85c74f920c (このIDを非表示/違反報告)
てぃー。 - ユキさん» もう子供向け番組出てもいいんじゃないですかね健ちゃんは(*^^*)笑笑 (2017年3月22日 19時) (レス) id: 83e7d44770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てぃー。 | 作成日時:2017年2月2日 23時