愛されたい…５

37 ページ37

トイレから出たら､
誰か立っててビックリしたけど、
変装してても
おみやって､すぐに分かった…

キスマークをおみのにしてくれたし､
ちゃんと場所も教えてくれた…


気合いを入れ直して､席に戻った…


『あれ？お酒変わってません？汗』

山「ぬるくなったら､美味しくないじゃん！
だから､頼み直した！笑」

『…そうですか！ありがとうございます！笑』

山「どうぞ！飲んで！笑」

『あ､はい！』


口を付けようとした時に､

？「お客様？」

『え？汗』

この声……絶対にたかちゃん!!汗

山「何か？」
T「先程このお酒に何か入れましたよね？」
山「はぁ？入れてないし！汗」

T「見ておられたお客様が居るんですよ！
何かは分かりませんが､犯罪ですよ？
警察に連絡していいですか？笑」

『え？汗……うそｯｯ』

山「そんな言いがかり辞めて貰えないかな？」
T「じゃあ､警察呼んで調べて貰います！
何もなければ､謝罪させて頂きます！」
山「意味分かんねぇし！もういいわ！
早く出よう！」

『え!?汗､ちょっと待って!!汗』

山本さんに手を引っ張っられる…
男の人の力には勝てへんってばぁ…

山「何してる？早くおいで！」

『痛いんで､離して貰えませんか？
これ､ほんとに何も入れてないんですか？』

山「入れる訳ないじゃん！笑」

『ほんとですね？
信じて飲みますよ？勿体ないので！』

T「え？汗」
山「……」

『もし､嘘なら何か起こりますよね？私に！
そうすると､逮捕されますよ？』

山「犯罪者扱いかよ」

『何にも入れてないならいいじゃないですか！
ね？お兄さん？笑』

T「まぁ…でも!!汗」
山「そんなに疑うなら､飲めば？」

『いいですよ？笑』

そのお酒を口にしようとした…
そのお酒のコップを手から落とされた…

『え？汗』

山「どんだけ人がいいの？」

『山本さん？』

山「普通､飲まないじゃん？
てか､怖くて飲めないっしょ？」

『ほんとはいい人なんですね！笑』

山「え？何を言って…」

『ほんとに怖かったのは､山本さんでしょ？笑
部屋に連れて行くのも､怖くて入れたんですよね？違います？笑』

山「よく見てますね…」

『人間観察､得意なんで！笑』

山「／／／」

『記事の事､よろしくお願いします！ね？笑』

山「ほんと完敗だわ…汗」


山本さんはポケットからUSBを出した…


『え!?…どれがほんとですか？汗』

山「これがほんと！あと二つは何にも入ってないわ！笑」

『ほんとに？汗』

山「確認する？」

38→←臣side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す