愛されたい…５

臣side ページ36

俺らは
HIROさんと合流して
ラウンジへ行った…

カウンターに1人で座ってる奴を見つけた…

臣「HIROさん､あの人ですか？」

H 「あぁ､アイツだな！
昼間とは全く雰囲気が違う」

隆「ほんとムカつく…」
T「分かるけど､バレたら終わりだぞ！汗」
隆「分かってます！…あッ!Aちゃん？」
T「さすが､元クラブNO.1だな笑」

H「別人だな笑」

臣「綺麗にし過ぎだろ」
隆「間違いない」

会話が聞こえて来た…
既に相手はAに魅了されてる…
マジでイライラする…

T「A､仕事してるように見える…」
H「じゃないと､怖いんだと思う」
隆「でも､逆効果なんじゃ…」

臣「俺も思う…」

《お約束通り来たので､データ貰えます？笑》

とAが言ったら素直に渡した…


《他には？もう無いですか？》


疑いをかけて､話をしていくと


《登坂さんには勝てないわ！笑》


と言って､またカバンから出した…

隆「どんだけ撮ってんだよ…マジで」

隆二もかなりイライラしてる…
俺と隆二だけだよな…こんなイライラしてんの

臣「てか､HIROさん？
Aは場所教えてるんですか？汗」

H「知らない…見たら分かるだろ？」

T「無理ですよ！こんなに暗いのに！汗」
隆「ヤバいんじゃない？汗」
T「なんで､アイツ肩揉んでの？」
隆「触りたいだけっすよね…」

臣「……」

マジで殴りたい…

隆「耳元で何か言ってんだけど…」
臣「Aの顔が強ばってる…」
T「あぁ､聞こえねぇ…」

H「やっぱりな､信用しなくてよかったわ」


《ちょっと御手洗行って来ていいですか？》
《逃げるよね？笑》
《大丈夫です！ちゃんと戻って来ますから！》
《分かった………ｯｯ》

臣「はぁ？なんでキスマーク？
ふざけんなよ…マジで」
T「気持ちは分かる､ほらAトイレ行ったから､行って来て!!汗」
臣「………はい」


俺は1人でAが行ったトイレへ行った…
しばらくしたら出て来た…

『おみ!?汗……なんで!?汗』

臣「守ってやるっつっただろ？」

Aを抱きしめた…
やっぱり付いてる…

臣「後ろ向いて？」

と言って､後ろを向かせた…


『ｯｯん………ｯｯ／／』

臣「俺の跡にしておいた」

『見てたん？汗』

臣「バッチリな!!
とりあえず､Aの席から斜め後ろの方に居るから､ヤバかったら振り向いて！分かった？」

『分かった！笑』


Aを席に戻した…

ほんとはそのまま連れて帰りたい…
クソｯｯ!!
マジでムカつく!!!!

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