愛されたい…５

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結構行けるかも！

『山本さん？笑』

山「はい？」

『お約束通り来たので､データ貰えます？笑』

山「あぁ､これです！」

『他には？もう無いですか？』

山「無いよ！信用出来ない？笑」

『まぁ､初対面に近いので信用まではね！笑
それに､それが条件ですよね？』

山「登坂さんには勝てないわ！笑」

山本さんはカバンから違うUSBを出した…

山「これで全部！笑」

『どれだけ撮ったんですか？汗
ビックリなんですけど…』

山「かなり撮りますよ？それが仕事だからね！」

『まぁ､そうですよね笑』

それから､2人で色々会話しながらお酒を飲んだ…
山本さんはあまり強くないのか、
顔が赤くなって来ていた…

『少し酔ってます？汗』

山「いや､大丈夫！
てか､ほんとスタイルいいね！」

来た､来た…

『そうですか？ありがとうございます！笑』

山「結局どうなの？」

『え？』

山「記事は出さないよ！安心して？笑
けど､教えてくれても良くない？
ほんとに登坂くんの奥さんじゃないの？」

『私､否定も肯定もしてませんけど！笑』

山「それがズルいよな！
それが肯定なら､抱かれてるよね？」

はぁー､ヤバい方向に話が向かってる…

わざわざ､山本さんの近くに寄って

『逆にそれが肯定なら？笑』

と囁くように話す…

山「いや､だからと言って別に／／」

『なら､いいじゃないですか！どっちでも､ね？』

山「だよな！……髪絡まってるよ？」


と言って､触って来た…汗
髪だけかと思ったら､肩を触って来て､


山「肩凝ってるから､揉んであげようか？
結構上手いんだよ？俺！笑」

『そうなんですか笑
てか､肩凝ってるって言われた事ないですけど？』

山「気付いてないんだよ！笑」


ベタベタ触って来る…
マジで気持ち悪い…
ほんまに辞めて欲しい…


『あのー､HIROさんとの約束は？』

山「え？データを渡す約束でしょ？笑」


しらばっくれた…

うちが座ってる後ろに立ってて､耳元で…

山「ちょっと行きましょ？」

『え？………どちらへ？汗』

山「分からない？ここホテルだから！笑
分かってて､来たんだよね？」


やっぱり…
その狙いやったんや…

HIROさんが何処に居るか分からへん…


『ちょっと御手洗行って来ていいですか？』

山「逃げるよね？笑」

『大丈夫です！ちゃんと戻って来ますから！』

山「分かった………ｯｯ」

『痛ｯｯ…』

山「約束ですよ？笑」

後ろから首元に痛みが走った…
多分付けられたな…

トイレに入った…

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