愛されたい…５

隆二side ページ30

Aちゃんが
半袖を来てたせいか
かなり赤くなってる…

臣は「キレそう」って言って､
Aちゃんを抱きしめたままで、
スゲーイライラしてる…

『HIROさんに電話する…』

T「出来る？」

『うん』

AちゃんはHIROさんに電話をした…
《A？どうした？》
『HIROさん､ごめんなさい…』
《なに？笑》
『今､たかちゃんと隆二くんとおみとご飯来てて､途中でトイレ行ったら､隆二くんとうちの写真を撮った記者の方に捕まった…』
《はぁ？》

HIROさんの声が一気に変わった…

《てか､撮られてんのになんで一緒に居るんだよ…もっと警戒しろよ！》
『……ごめんなさい』
《はぁー､何か答えた？》
『何にも答えてないです…』
《ならいい､何聞かれた？》
『今市くんと付き合ってるの？とか､登坂くんと苗字が一緒だから奥さん？って聞かれました…』

Aちゃんも敬語になってる…

《いや､さっき電話あっておかしいなぁと思ったんだよ!!Aの事言ってたから､よく知ってんだなぁ…ってさ!!》
『え？汗』
《若くて､可愛いマネージャーさんだね！って言ってて､しっかりしてる！って…
Aと話したいらしい…どうする？》
『………なんでうち？汗』
《俺もよく分かんねぇけど､記事を出さない代わりにお前と話したいってよ！て事は､お前が断れば…記事は載る…》
『………HIROさんも一緒ですよね？汗』
《……》
『違うの？汗､知らない人と2人とか無理!!汗
まだそれは……怖いよぉ』
《なら､断わる？》
『でも……載ってまうんやんね？汗』
《多分な……行くなら､近くに居るようにはする》
『……返事明日でもいい？汗』
《あぁ､明日中に連絡すると言ったから！》
『分かった…』


Aちゃんは電話を切った…汗

隆「Aちゃん？行くの？汗」
T「A？汗」

『……怖いけど､行かんと』

臣「震えてんのに？」

『HIROさん…近くに居るって言ってたし汗
何かあったら､助けてくれるはず…汗
記者が出る方が､色々怖いし……』

隆「Aちゃん…ごめん!!汗」

『え？汗』

隆「何にも出来ない自分に腹が立つ…
全部Aちゃんに背負わせてる…
ほんとにごめん!!!汗」

『隆二くんがそんなに謝らなくても』

〜♪〜♪

《A？今何処？》
『え？まだ店やけど…』
《まだ出るなよ？岡本に迎えに行ってもらう！》
『なんで？汗』
《まだ張ってると思うから､別で帰って？
何かあってからじゃ遅い…》
『ちょっと待って!!汗』

意味が分かんねぇ…

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